ポーランド人に聞いてみた:結婚編

ポーランドと日本、国が違えば習慣も違う?前回は「恋人とのお付き合い編」をご紹介しましたが、今回は結婚について聞いてみました!今回答えてくれたのは大学生のAさん(22歳)です。

・結婚式って必ずするものなの?
結婚式は市役所もしくは教会で必ず挙げないといけない。

・結婚式の費用は誰が出すの?
伝統的には新郎新婦の両親が出すことになっている。新郎側は披露宴での飲み物(アルコール含む)・結婚指輪と新郎のスーツ、車の手配と披露宴での音楽(バンドなど)・花嫁のブーケを、新婦側は飲み物以外にまつわる披露宴の全ての経費とウエディングドレス、結婚式の招待状を受け持つ。しかしかかるお金が同じとは行かないので、公平に割り勘にすることも多い。最近では親に頼らず自分達がお金を出すカップルもいれば、基本は自分達で出す+少し親に援助してもらうカップルなどいろいろ。結婚式のあとに披露宴を行わず、内輪だけでの食事会だけを行うカップルも多い。

通常は披露宴の招待客はご祝儀にプレゼントを持っていきますが、最近ではプレゼントの代わりに現金を渡すことも増えています。ご祝儀の金額はさまざまですが、だいたい披露宴で一人分にかかる金額くらいを包むようです。披露宴はお金がかかるので、新郎新婦にとってもこのプレゼントは合理的と言えるでしょう。

・結婚後の生活費はどっちが出すの?
夫婦によってさまざま。共働きの夫婦はお互いに生活費を出し合うことが普通だし、女性が働いていなければ必然的に男性が出すことになる。

・共働き夫婦が多いというのは本当?
本当。結婚したら女性は家に入るという感覚は現代の若いポーランド人にはあまりない。もちろんそれぞれの夫婦によっても違うが、結婚しても社会とつながりを持っていたい女性は多いし、共働きすることによって家計の収入も増える。ちなみに女性が産休後に仕事を再開することもポーランドではごく普通。

写真はnatemat.plのものです。