ポーランドのイースターパーム(Palma Wielkanocna)

もうすぐイースターです。この時期になると、町のあちこちではカラフルに染めた麦の穂を編んだようなものを目にするようになります。

これはイースターパーム、ポーランド語ではパルマ・ヴィエルカノツナ(Palma Wielkanocna)と言うものです。大きさも机の上に飾れそうな小さいものから、こんな大きいものどこに飾るの?と思ってしまうようなものまでさまざまです。

イースター一週間前の日曜日はパームサンデーといいます。日本では“枝の主日”や“聖枝祭”または“棕櫚の主日”と呼ばれていて、これはイエス・キリストがロバにまたがってエルサレムに入ったときを記念する日を指します。この日は教会へパルマを持って行き、神の祝福を受けます。群集がナツメヤシの枝を手に持ってイエスを迎えたことから、本来ならナツメヤシやシュロなどのヤシ科の植物の枝が使用されるのですが、ポーランドにはヤシ科の植物がないため、復活のシンボルと言われている柳や麦の穂を使用してパームが作られるそうです。

このイースターパームはイースター前日の聖土曜日に燃やされ、その灰は翌年の灰の水曜日に、神父が信者たちの頭にふりかけるのに使用されます。

さて、パームサンデーにはポーランド各地でイースターパームのコンテストが行われています。その中でも特に有名なのがリプニツァ・ムロヴァナ(Lipnica Murowana)という町のもので、2013年のコンテストで最大だったものはなんと32メートル34センチの高さ!これを製作したズビグニエフ・ウルバンスキ氏は過去には36メートルのパームを作ったこともあるのだとか。

コンテストに出品されたイースターパームたちは町の聖シモン広場に飾られ、観光客の目を楽しませてくれます。

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