きのこの子育て日記:子連れカモン! / プレイグループ

 
「子連れカモン!」

ここワルシャワにおいても、子供を持った親の購買力というのはしっかり考慮されているようで、子連れ対応型の店が増えています。
(1)マクドナルド

外か中に遊具があることが多い。夏になると、外にもテーブルが出てカフェ方式になるためか、かなり大きな遊具がおいてある。お子さまへのアピールはそれだけにとどまらず、ディズニーとタイアップして、キャラクターおまけつきのハッピーミールとやらを展開している。

大型スーパーReal(Ursynow)内のマックには子供用スペースがあり、一般席と区切られているため、安心して子供を放牧できる。狭いのが悲しいけれど。

「日本のマックでもやればいいのに」と思いましたが、狭い国土ゆえ、お客の回転率重視なのですね、きっと。

(2)IKEA( Plac.Szwedzki 1, Janki )

スウェーデンのおしゃれな輸入家具、雑貨のお店。(但しDIYのもの多し。)入り口のすぐ横に、買い物客用の託児所がある。連れて入っても、おもちゃ売場(スーパーでは買えないような、夢のあるおもちゃ有り)もあるし、カフェテリアにも子供スペースがある。さすがスウェーデン。あんたはえらい!

(3)Steen&Strom (ul.Glebocka / lに横棒、eの下にちょん。番地はわかりませんでした。 )

大型ショッピングモール。個人的に超おすすめ。(*理由後述)ワルシャワで一番大きいのでは。Carrefourというスーパーには、お菓子の量り売りコーナーあり。スーパーを出て左手奥に行くと、おむつ替え用の台のついたベビー用トイレがある。いくつも食事できるスタンドがあるが、私のお気に入りはピザ屋の右手にあるカフェテリア。奥に子供スペースがあり、親はゆっくりお茶が出来る。(以前はこのスペースにいろいろおもちゃがあったが、今は少しになってしまい、ちょっと寂しい雰囲気)

*ここのスーパーは、魚コーナーが充実してて涙、涙。たこやほたて、ムール貝、あんこうを目撃!なんとまぐろを見かけた人も。すずきも鯛もピカピカのがあった。もち、日によって当たりはずれあり。Check it out!

(4)Promenada( ul.Ostrobramska 75C )

ここも大型ショッピングモール。1階のおもちゃ屋の左横に輸入食料品のミニスーパーがあるが、なぜかオリエンタルな調味料もおいている。(とんかつソース、みりん、梅酒など)最上階の一角に有料のプレイルームがある。一人ではいかんともしがたいが、子連れの友達と一緒に行って、かわりばんこに買い物をするという手がある。お父さんをひっぱっていくのも手。うちのように怒り出すのは論外だが。

*(3)、(4)には、どちらにも「ダンキンドーナッツ」がある。私のように指さして「これ!これ!」と言って買い物する人にはちと大変か。(店員の後ろに棚があって、たくさんの種類のドーナッツがおいてある)
フィリングがわからないので、闇なべならぬ、闇ドーナッツ。

日本と比べると、まだまだかなという気もしますが、結構頑張っているのではないでしょうか。特にマクドナルド。日本も見習え!

「プレイグループ」

ワルシャワにも、待ちに待った春がやってきました。日もどんどん長くなり、子供もかなり長い時間公園に連れ出せるので、ありがたいことです。ですが、まだ歩くことの出来ない赤ちゃんをお持ちの人でも、結構楽しく過ごせるところがあります。

それが、プレイグループです。要は親子育児サークル。ワルシャワにいくつもあるらしいのですが、代表的なのが、IWG(International Women’s Clubという外国人のクラブ。かなり大きな団体で、中にいくつもスポーツや趣味のサークルがある)に所属しているMums&Tots。

私も何度かおじゃまさせてもらったのですが、メンバーが持ち回りでホストになって、自分の家でお茶してもらうという気楽な物。親がお茶して世間話なんぞしている間、子供は放牧。それもお茶といっても、セルフサービスなので、ホストはコーヒー、紅茶、お茶菓子をテープルにおいて、あとはご自由にといった感じです。

リーダーも中心となっているメンバーもイギリス人なので、会話は英語になりますが、ノンネイティブの人もいるのであまり気にしなくても大丈夫。月、水の10:00-12:00で、一応月曜日と水曜日のグループに分かれているようですが、両方行ってもいいし、気の向いたときに行くだけでも全然かまわないようです。(子供の年齢が2歳半までという制限はあります。一番最後に行ったときで、1歳以下の子が半分、それ以上の子が半分くらいでした。)

ですが、毎回行けば顔見知りもたくさんできるので、楽しさは増すとメンバーの方は言っていました。英会話の出来不出来自体はあまり関係なく、社交的かどうかにかかっているようです。私自身英語が不自由ですが、しょせんは育児サークル。会話は「この子いくつ?」とか「もうしゃべる?」とか「はみがきさせてる?」とかそんな話題が主で、政治経済の話はでてこないのでご安心を。

興味のある方は、IWGにMums&Totsの現リーダーが誰かを問い合わせるか、Insider(英語で書かれたワルシャワ版ぴあ。月1回発行で6zl。ポーランド語がわからない人には絶対おすすめ。)の各種サークルの欄に連絡先がのっています。(私もいきなりリーダーの人に電話したのですが、とても親切な方で、次回はどこの家に集まるとか丁寧に教えてくれました。)

 

*この記事は1999年に書かれたものです。