きのこの子育て日記:添い寝

 

年末、年明けと気ぜわしい上に、下の息子が文字通り目が離せなくなってしまったため、息抜きにしているこの子育て日記すら書けませんでした。
男の子って、1歳ちょっとすぎでもこんなに手がつけられないか!?というほどすごい。おサルな上に、凶暴ときたもんだ。気に入らないことをすると、姉だろうが、親だろうがバシバシどつきにくる。少々しかった位じゃ、全くこたえていない。うーん。(親に似たか?)

罰として、ベランダに出すか!というほど、2月に入って外はようやく寒くなり、雪も積もりました。ポーランド人も「今年は冬は来ないのか」と言っていたし、私自身も「このくらいの寒さは慣れちゃったわ、余裕ねっ!」と思っていたけど、さすがに零下5度くらいになるとキますね。

まず、冷蔵庫がわりにしていたベランダが使えなくなりました。段ボールの中に新聞紙にくるんだやさいを入れたり、ビールを入れておいたりしていましたが、零下だと凍ります。(当たり前)ウォッカなら凍らないし、零下の方がおいしいので、ぜひおためしあれ。(だから、ポーランドとかロシアでウォッカ飲むんだろうな…)

ところで、今月のお題「添い寝」ですが、目下うちの重大問題の1つとなっています。

というのも、下の息子が大きくなり、ベビーベッドだと狭くて寝返りがうてず、夜中に泣くので、しばらくベッドで親子川の字で寝ていたのですが、ある日とうとう落っこちてしまいました。

今までも落っこちたことは2,3度あったのですが、頭とか額とかでセーフ。(中身は大丈夫?だからおサルなのかも)でも、今回は顔面打ち。口の中と外を歯で切ってしまい、大出血。最初は唇の下に穴が開いてしまったかと、もう失神寸前。真夜中なので、病院に電話して事情を説明すると、「落ち着いて。そのくらいの傷なら縫う必要はありません。血は必ずとまります。明日の朝来てください」とのこと。

「あーあ、また親の責任だ…」と泣きわめく子をあやしながら、後悔の嵐・嵐・嵐。そういえば、上の娘がこのくらいの年にはシングルベッドを二つつなげて、片方は壁につけ、もう片方には柵をとりつけていたっけ。それでも、どうやって落ちるのか、30cmくらいの隙間から、落ちるときには落ちていた。

欧米の親が絶対に添い寝をせず、ほんの赤ん坊の時から1人で寝るようにしつけるのは、みんなふとんじゃなく、ベッドの生活をしているところにあるかも。「自立」というキーワードのみ一人歩きしている感がありますが、実際のところ、原因はベッドではないでしょうか。

ここに来て3年がたとうとしています。インターネットが普及し、世界中のことを瞬時に知ることができる一方で、読む・聞く・見る等では知り得ることのできない、暮らしてみて初めてわかる、実感できることってやっぱりあるんだなあと思いました。そういう意味でも異国に住むというのは、貴重な体験かも。ここに来て「つらいよー。帰りたいよー」とお悩みの方、そういう捉え方もあると思って、めげないで頑張りましょう!

追伸1:最後の段落を読んで「おいっ!違うだろ!問題をすりかえるんじゃない、親の責任でしょ!」と思ったあなた。大正解です。

追伸2:今回のような場合、傷口を冷やすと血がとまりやすいそうです。また、唇や口の周りはとくに出血が多いそう。落ち着いて、応急処置にあたりましょう。(「そりゃあんたや」というつっこみを入れてください)

追伸3:本当は精神衛生的に言って「つらいことはつらい」と言えると楽です。持っていき場のない方は、掲示板やメールを利用してお便りください!