イースターのお話 (キナコママのワルシャワ滞在記)

イースターは日本ではあまり馴染みがない日ですが、ヨーロッパの人たちは、イースターになって春が来るという感じで待ち望んでいます。イースターの数週間前から、街のお店はうさぎやたまご、ひよこの飾り付けがされて、チョコレートもたくさん売られています。ポーランド食器もたまごのオーナメントがありました。またお花屋さんにはパルマと呼ばれる羽のような飾りがたくさん売っています。息子が通う幼稚園で行われたイースターバザーでは、ポーランド人のママさんたちが慣れた手つきで作っていたので、家庭でも作るものかもしれません。

今年のイースターの日は4月5日日曜日でした。この祝日は毎年日付が変わります。ポーランドでは翌日6日月曜日もお休みでした。ポーランドは普段日曜日もスーパーやショッピングセンターなどは開いているので、お買い物にも大変便利なのですが、祝日はほぼ全部のお店が閉まっています。

イースターでは卵をたくさん食べるそうで、前に卵料理のバリエーションを増やしたいとのことで、ゆでたまごの醤油漬けのレシピを聞かれたことがあります。また、脂の木曜日、ポンチキというドーナッツを食べる日から敬虔なキリスト教徒の方たちは、脂こいものを控えているとのことでこのイースターでケーキなどが解禁となるようです。うちでもマズレックmazurekというケーキを買ってみました。クッキーとケーキの間のようなお菓子で、間にジャムが挟んでありました。とても甘いケーキでした。

イースターが終わり、また日常の生活に戻りました。お天気も良くなり、すっきり青空が見え、また暖かくなってきました。ポーランドにも春が来たようです。

wielkanoc1wielkanoc2wielkanoc3