サバイバル大晦日(ワンコと暮らすポーランド)

お久しぶりです、りんごです。

今回はシェルター話の後編を書くつもりだったのですが、ワンコたちにとって一年最大の悪夢である大晦日が近づいてきたのでそのことについて書こうと思います。

と言いますのも、1年前にもちょこっと書いたのですが、ポーランドの大晦日はハンパないです。JAPOLANDさんの昨日の記事にもあるとおり、12月31日の夜8時くらいから1月1日の明け方にかけて大パーティが行われます。ホームパーティやクラブとかで大騒ぎしてくれるぶんにはいいのですが、若い子とかなんですかね、そのへんでバンバン爆竹とか花火を鳴らすんですよ。そしてこの音にワンコたちはとても怯えるわけなんです。運が悪ければお散歩中にそんな光景に出くわしてしまいます。そしてもっと運が悪いと、その音でパニックになったワンコが逃げてしまいます。新年はそんなワンコたちがシェルターにたくさん送られてくるそうです。

しかしそういうバカどもアホをする人たちにやめろといってもやめてくれるわけはないので、ワンコ飼いは自分たちで自分のワンコを防御するしかないのです。でもどうすればいいのよ?って思いますよね。そんなときにフェイスブックで見つけたのが下の写真です。タイトルには「大晦日に向けて準備しよう」とあります。これをざっと意訳してみると、

ワンコに名札を付けておく。大晦日は花火の音でパニックになって逃げてしまうワンコがいっぱいいるので、飼い主の電話番号を書いた名札を付けておくことを忘れずに。
お散歩する時は必ずリードを付ける。花火の音でパニックになって逃げてしまう可能性があるので、リードは絶対にはずさないこと。
慌てない。ワンコは飼い主の気持ちを察知するので、落ち着いて行動すること。
ワンコに鎮静剤を与える。獣医さんと相談して、今から鎮静剤を与えておく。セダリンという青い錠剤は与えないほうが無難。薬を与える時は必ず説明書を読んでからにすること。
大きな音で音楽をかける。外で打ち上げられている花火から気をそらさせるようにする。
ワンコが安心できる場所を作っておく。ケージでもたんすの中でもいいので、ワンコが怖くなったら隠れることの出来る場所を作っておく。無理やり膝の上にのせるようなことはせず、ワンコが隠れたい場所に隠れさせてあげる。

だそうです。
上の2つは基本中の基本ですが、音楽と隠れる場所はナイスアイデアですね。テレビの音でもいいのかも。鎮静剤はどうかなーとも思いますけど、ホメオパシーを薦める獣医さんもいるし、物によっては一番効果があるのかも。うちの近辺はアホな若者が多く、去年もおととしも朝方までバンバン音がしていてうめちゃんピーピー泣いてベッドの下に隠れていたので、今年は大音響で音楽をかけてやります。

それでは皆様今年もこのぬるいワンコ日記を読んで頂いてありがとうございました。2015年も皆様&ワンちゃんたちにとって素晴らしい一年でありますように。

Przygotuj psa do Sylwestra

(ちなみに一番上の写真はうめちゃんクリスマスプレゼントをもらう、の図です。)