ソチ冬季オリンピック・ポーランド代表最終結果

 
ロシア・ソチで開催されていた第22回冬季オリンピックが2月23日、閉会式を迎えました。

この大会でポーランド代表は金メダル4つ、銀メダル・銅メダル各1つを獲得。その詳細をお伝えします。

金メダル:
・スキージャンプ男子ノーマルヒル・スキージャンプ男子ラージヒル – Kamil Stoch(カミル・ストフ)
ポーランド人スキージャンプ選手として歴代2人目の金メダルに輝いたノーマルヒルの後、日本の葛西選手と接戦の末ラージヒルでも金メダルを獲得。一躍ポーランドの新しいヒーローとなりました。

・クロスカントリースキー女子10キロメートルクラシカル – Justyna Kowalczyk(ユスティナ・コヴァルチック)
ポーランドの期待の星、コヴァルチック選手は足の甲を骨折していたにも関わらず10キロメートルを滑りきり、見事金メダルを獲得。ゴールに着いた直後、雪の上に倒れた姿が印象的でした。

・スピードスケート男子1500メートル – Zbigniew Bródka(ズビグニエフ・ブルトカ)
2位のオランダ代表コーエン・フェルバイ選手とわずか0.003秒の差で金メダルに輝いたブルトカ選手。オリンピックのスピードスケートでポーランド人が金メダルを獲得したのは初めての事です。普段はウォヴィチ市にある消防署に勤める消防士で、ポーランドにはスピードスケートに特化したスケート場が無いため、休みをもらってはベルリンまで行って練習していたそうです。

銀メダル
・スピードスケート女子チームパシュート
Katarzyna Bachleda-Curuś(カタジーナ・バフレダ=ツルシュ)、 Luiza Złotokowska(ルイーザ・ズウォトコフスカ)、 Natalia Czerwonka(ナタリア・チェルヴォンカ)、Katarzyna Wóźniak(カタジーナ・ヴォジニャック)
オランダに続いてポーランド女子チームは銀メダルを獲得。チェルヴォンカ選手以外の3人はバンクーバー五輪で銅メダルを受賞しており、今回の銀メダルはチームにとってとても嬉しいものだったそうです。

銅メダル:
・スピードスケート男子チームパシュート
Zbiegniew Bródka(ズビグニエフ・ブルトカ)、Konrad Niedźwiedzki (コンラッド・ニエジヴィエツキ)、Jan Szymański(ヤン・シマンスキ)
スピードスケート団体追い抜き女子と同じ日に行われた団体男子線で、オランダ・韓国に続きポーランドは銅メダルを獲得。ブルトカ選手にとっては今大会2つ目のメダルとなりました。

次回の冬季オリンピックは2018年、韓国のピョンチャンで行われます。ポーランドチームの活躍が今から楽しみですね!