ルブリン(Lublin)

ルブリンはポーランド東部最大の町です。人口は約35万人、豊かな歴史と国際的な雰囲気は多くの観光客を虜にしています。700年前からある通りや旧市街、教会、建物以外にも、ゼンボジツキ湖(Zalew Zemborzycki)という貯水湖があり、市民の憩いの場となっています。一年中さまざまなフェスティバルや演劇、コンサートなどを楽しむことができる、ポーランド東部最大の文化都市でもあります。ルブリンに来たら間ならず食べたいのがツェブラシュ(Cebularz)です。これはたまねぎと芥子粒が入っている丸いパンです。また、ローマ法王のヨハネ・パウロ・2世も教鞭を取ったルブリン・カトリック大学(Katolicki Uniwersytet Lubelski)やマリー・キュリー=スクウォドフスカ大学(Uniwersytet Marii Curie-Skłodowskiej)などを含む多くの大学があり、学生街としても知られています。

ルブリンはこじんまりとした町なので、時間をかけずに観光ができるところも魅力的です。

ルブリンのみどころ:

ルブリン城このお城は14世紀にカジミエシュ大王が建て、2次世界大戦中にはナチス・ドイツ、後は共産党に反抗した人達を収容していました。現在は博物館となっています。教会は、壁一面にフレスコ画が描かれていて、一見の価値あり。

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クラクフ門(Brama Krakowska): 14世紀に建てられたこの門の名前の由来は、この門がクラクフの方角を向いていたことだそうです。この門を越えるとルブリンの旧市街に入ります。

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旧市街(Stare Miasto): ルブリンに来たら必ず行きたい旧市外。古くて可愛らしい町並みにはさまざまなみやげ物屋やレストラン、カフェなどが並んでいます。

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国立マイダネク博物館(Państwowe Muzeum na Majdanku): 第2時世界大戦の時にナチス・ドイツによって作られた絶滅収容所です。現在は博物館になっています。

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フォルトゥナの地下室(Piwnica pod Fortuną): 旧市街広場の地下にある、マルチメディアを駆使してルブリンの歴史について学ぶことのできる博物館。

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ルブリン村博物館(Muzeum Wsi Lubelskiej)風車:ルブリンの郊外にある、昔の農村をそのまま見学できる博物館。当時実際に使われていた風車なども展示されている。1830年代の人々の生活を見ることができます。

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(写真はlublin.eu, majdanek.eu, skansen.lublin.pl, podroze.onet.plのものです)