脂の木曜日(Tłusty Czwartek) – ポーランドの祝祭日

ポーランドには”Tłusty Czwartek(トゥスティ・チファルテック)”と呼ばれる、日本語に訳すると「脂の木曜日」という日があります。これは何の日かというと、毎年四旬節期間直前の木曜日、ポーランドの揚げ菓子であるポンチキをおなかいっぱい食べる日なのです!2017年のTłusty Czwartekは2月23日に当たります。

これはカトリック教会における四旬節と関係した習慣です。もともと四旬節の期間中はご馳走や甘いものを食べたり贅沢をしたりすることが控えられていました。そのため、四旬節が始まる前に家にあるお砂糖や卵などを使い切って、おいしいものの食べ納めをしておこうというところから始まった習慣なんだとか。最近では四旬節中の習慣もだんだん廃れてきていますが、Tłusty Czwartekという習慣だけは根強く残り、多くのポーランド人はこの日はポンチキを食べるのが当たり前と思っているようです。家だけではなく、職場でも学校でも食べます。ひとり2個や3個は当たり前、10個以上食べる強者もいます。

というわけでこの日は国中のお菓子屋さん・パン屋さんの軒先に大量のポンチキが並びます。お店によっては1週間ほど前からこの日に向けてポンチキの予約を受け付けています。ひとりで10個買う人、箱買いする人も珍しくはありません。人気店の前では長い行列が起こります。

ワルシャワのChmielna(フミエルナ)通りにあるポンチキで有名なお店、Cukiernia Pawłowicz(ツキエルニア・パヴウォヴィチ)では、Tłusty Czwartek当日は朝からこんなに長い行列が出来ます。ここの売りはその場で揚げるポンチキで、運が良ければ揚げたての温かくてふわふわモチモチのポンチキを食べることが出来るので大人気。

みなさんは今年のTłusty Czwartek、いくつポンチキを食べる予定ですか?

Paczki na Chmielnej