主の昇天の祝日 (Wniebowstąpienie Pańskie) – ポーランドの祝祭日

主の昇天の祝日 (Wniebowstąpienie Pańskie – ヴニエボフストンピェニェ・パンスキェ)は、父である神の右腕となるために昇天したキリストを祝う祝日です。

聖書の使徒言行録第1章3節には、キリストの復活後の出来事として、「イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。」と書き記されています。続く第8節では、「こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。」と、復活後のキリストが弟子たちの前で昇天した場面が記されています。

この記述をもとにカトリック教会では復活祭から40日後の木曜日を主の昇天の祝日としていますが、ポーランドではヴァチカンの典礼秘蹟省に従い、2004年より復活祭より6週後の日曜日に祝われています。

復活祭が移動祝日のため、この祝日の日付も毎年変わります。2015年は5月17日です。

(画像はpl.wikipedia.orgのものです)