グニエズノ (Gniezno)

グニェズノは、見渡す限りの平原やあちこちに点々とする湖があるヴェルコポルスカ地方にあり、スイスの田舎町のようにとてもこじんまりとした閑静な街だが、ミェシュコ1世が建てたポーランド最初の王国・ポラニェ王国の発祥地で、初代王朝の遺品を展示している博物館もあり、ミェシュコ1世に洗礼を施しポーランドに西方キリスト教を伝えた聖職者ヴォイチェフが祭られているポーランドカトリック教会の総本山があるので、いにしえのポラニェ王国の歴史と知り合いながら、ポーランドカトリック教会の神聖な雰囲気を満喫でき、のんびりとしたバカンスを過ごせる。ポズナンからはヴェルコポルスカ地方の長閑な風景を満喫しながら車でドライブしているとあっという間に着いてしまうくらい近くにある。

グニェズノ大聖堂
グニェズノ大聖堂は、ポーランドカトリック教会の総本山だ。神聖ローマ帝国のオットー3世もこの地を訪れている。ちなみに、ミサが開かれている間は、観光客は立ち入ることが禁じられている。

グニェズノ大聖堂

聖ヴォイチェフ

ポーランドに西方キリスト教を伝導したのがこの聖ヴォイチェフだ。 この棺は何年か前に盗難にあい新たに作られたもの。教会内には彼の生涯が描かれた扉も展示されている。

聖ヴォイチェフの生涯

市場広場
グニェズノのこじんまりとした市場広場。地面には円を描くようにポーランドの各都市の紋章が描かれている。興味のある人は、ひとつひとつじっくり見てみるとよいだろう。

歴史博物館
グニェズノの中心地からちょっと離れたところにある歴史博物館。
歩いてもいけるくらいの距離にある。この博物館で、ポーランドの歴史を勉強しよう。

グニェズノの紋章
市場広場の地面に埋めこまれているグニェズノの町の紋章。この他にも、ワルシャワやグダンスクなど、様々な紋章が埋めこまれている。

博物館側からの眺望 
中心地から博物館へ行く途中の景色。人口の池があり、白鳥も泳いでいる。水面にはくっきりとグニェズノ大聖堂の姿が映っていてとても綺麗。

 

(写真はpascal.pl, szlakpiastowski.pl, gniezno.oaza.plのものです)

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