ポーランドのパン

ポーランド人の主食はじゃがいもとパン。特にパンにはいろいろな種類があり、食べ方も様々です。

ポーランドのパン(pieczywo‐ピエチヴォ)は大きく分けるとchleb(フレプ)もしくはbułka(ブウカ)の2種類に分かれます。chlebは切って食べる大きめのパン、bułkaは丸い小さなパンを指します。

chlebの形は特に決まっているわけではなく、丸いもの、楕円形のもの、角型のものなどさまざまです。そのまま売られているものと既にスライスされているものがありますが、頼めばその場でスライスしてくれます。種類も様々で、小麦のもの(chleb pszenny‐フレプ・プシェンヌィ)、ライ麦入りのもの(chleb żytny‐フレプ・ジトヌィ)、黒パン(chleb razowy‐フレプ・ラゾヴィ)、蜂蜜入りパン(chleb miodowy‐フレプ・ミオドヴィ、もしくはchleb na miodzie-フレプ・ナ・ミオジェ)などがあります。黒パンは角型のものが多いようです。

bułkaは丸や楕円、もしくは角型の手のひら大のパンのことを指します。一般的なのは表面に模様の入ったkajzerkaという白パンでしょうか。小麦で作られているものの他にも、グラハム入りのもの(grahamka‐グラハムカ)などがあります。表面にポピーシードやナッツ類、かぼちゃの種などがまぶしてあるものもあります。

そのほかにもdrożdżówka(ドロジジュフカ)というものがあります。これはカスタードクリーム(z budyniem‐ズ・ブディニェム)や白チーズ(z serem‐ズ・セレム)、甘く煮たリンゴ(z jabułkiem‐ズ・ヤプキエム)やジャム(z dżemem‐ズ・ジェメム)などが入った菓子パンです。

最近ではフランスパン(bagietka‐バギエトカ)やクロワッサン(rogalik‐ロガリク)なども人気があります。