マダムKのレシピワールド : ブルーチーズスパゲッティ 

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子供が一番喜んで食べて簡単にできるのはなんと言っても麺類。ラーメン、うどん、はるさめ、パスタ…などなどいろいろありますが、今回はパスタのお料理を紹介します。

ポーランドにしばらく住むとサンサンと輝く太陽を求めて、あるいはおいしい魚料理を食べにイタリアへ旅行する人も多いでしょう。本場イタリアのパスタを味わって感激!! あるいはさっぱりした日本のたらこパスタが懐かしい!! など人それぞれ。またイタリアの日本食レストランもすごくおいしいのでついつい日本食ばっかりになってしまいがち、あるいはお米でできたリゾットとか…。

でもパスタを一度でも試してみるとやっぱり本物の味。種類のなんと多いこと…選ぶのに時間がかかります。

さてさて、どこのレストランにもある一品ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)ソースと言うのがあります。私は初めて食べたときこんなに口当たりのいいおいしいソースがあるなんて…とすごく感激しました。後日作り方を見て「なんて簡単!」。二度びっくりの料理でした。また、ゴルゴンゾーラをチーズ売り場で買いパンにつけて食べてもまたおいしい!!チーズの本によるとゴルゴンゾーラはロックフォール(Roquefort)とスティルトン(Stilton)と並んで世界の3大ブルーチーズの一つだそうです。

さてこのチーズをどうやって買うかですがだいたい切り売りのことが多いようです。私はポーランド語がほとんどだめなので、だいたい店員の人にチーズを指で差すと、店員が例えば「ロックフォール?」と聞いてくれるので「はい」と答えます。

すると店員は「どれくらい欲しいですか」と言う意味で「イレ?」と聞いてくるので自分の欲しい分量を言います。例えば「200グラム下さい。」の場合「ドゥバデシチァデコプロシェ」というとだいたいそれくらいに切ってくれます。

少なく切った場合も多く切ってしまった場合も「これでもいいか?」(何と言っているか分らないけどはかりを見ながら聞くので)と聞いてくるのできっかり欲しい場合はもう一度「200グラム」と繰り返すときっちりに切ってくれます。切ってくれたもので良ければ「ドブジェ」といえば包んで金額のラベルをはって渡してくれます。

残念ながらゴルゴンゾーラはポーランドで売っているのをまだ見たことがありません。代わりにロックフォールチーズかまたはカンボゾーラを使ってそれらしき味を試してみました。カンボゾーラはカマンベールとゴルゴンゾーラを合わせたチーズだと聞いています。

*パスタ 400グラム 普通のスパゲティ又はFettuccine(フェットチーネ),
*Tagliatelle(タリアテッレ) これはきしめんのような平べったいもの
*塩
*Roquefort (ロックフォールチーズ)又はCambozola(カンボゾーラチーズ)
150~200グラム→小さいさいころ切り
*Szalwia(セージというハーブ) 4枚(生のものが良いがなければ乾燥したもの)→これもスーパーに売っているかどうか不明。ドイツ語ではSalbeiという。かさばらないので旅行に行ったときに買ってくると便利。
*バター大さじ1
*Smietanka (生クリーム)250 グラム
*白コショウ

1)大きな鍋に十分な塩を入れてパスタをゆでる。
2)その間に、大きなフライパン(後でパスタを一緒にするので)にバター、セージ、
チーズを弱火でチーズが溶ける程度に温め、3分の2の生クリームをゆっくりかき混
ぜながら入れる。塩と白コショウで味をととのえる。ソースにとろみがつくまで弱火
にかける。
3)パスタの水を十分きり出来上がったソースのフライパンに入れ、残りの生クリーム
をいれて混ぜる。
4)生のセージの葉は取り出してから皿に取り分ける。

*)ハーブはほんのちょっと使う程度ですが、入っているのといないのでは出来上がり
に格段の差が出るので面倒でも入れましょう。
*)ホワイトソースにはマッシュルームやブロッコリーなどの野菜が合うので混ぜても
よい。マッシュルームはバターで炒めてから入れる。ブロッコリーはゆでてから混ぜ
る。

私の娘はパスタは本当によく食べるので他の料理もこんなふうに食べてくれると苦労しなくてすむんだけどといつも思ってしまいます。