炎天下でワンコが車に閉じ込められてた場合(ワンコと暮らすポーランド)

残暑お見舞い申し上げます、りんごです。ワルシャワ、尋常じゃない暑さです。地球温暖化の影響でしょうか。38℃までいった日もありました。雪国ポーランドでは暖房設備は整っているものの、クーラーなんてまず一般家庭には存在しません。ワンコたちにとっても非常につらい天気であります。

さて暑い日が続いていると言うことで、タイムリーな話題をおひとつ。

ひと月ほど前にポーランド中で話題になったニュースに、「炎天下の中車に閉じ込められていたワンコを救出した男性が、逆にワンコの飼い主に訴えられる」というのがありました。ワルシャワのとあるスーパーの駐車場に停められていた車の中にワンコがいることに気づいた男性が、窓を割ってワンコを救出したのです。この日の気温は30℃以上。ということは車の中はもっと暑かったはず。しかもワンコは毛皮着てますからね、ありえない暑さだったでしょう。しななくてほんとよかったです。

そしたらこの男性、褒められてもいいはずなのになんとワンコの飼い主から「窓を勝手に割った」という理由で訴えられたとのこと。飼い主によると「ワンコは子供じゃないので長時間車にいても平気」なのだそうで・・・こういうバカ女飼い主は一度炎天下の日に毛皮着せて車に閉じ込めてやればいいと思うんですけどねほんと。

ということで。ワンコの命を助けるために窓割ってもいいの?ポーランド警察広報官が出した見解は「まず近くにワンコの飼い主がいないか確認し、飼い主がいない場合、窓を割ってワンコを助けてもいい、というより助けなければいけないし、罪には問われない」(りんごのアバウト意訳でお送りいたしました)というものでした。

ご興味のある方はここからどうぞ(ポ語のみです)

日本だと子供を車に閉じ込める親が問題になりますが、ポーランドだとワンコの率が高い気がします。まあ、子供と違って置いていきやすい、と思うからかもしれませんが・・・

ちなみにアメリカの動物愛護団体PETAによる「ワンコが車に閉じ込められた場合はこうなる」映像。ワンコも家族の一員です。人間と同じように扱ってあげてください。

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