聖木曜日(Wielki Czwartek) – ポーランドの祝祭日

イースター前の木曜日のことをポーランド語でヴィエルキ・チファルテック(Wielki Czwartek)といいます。

聖木曜日はイエス・キリストと使徒達の最後の晩餐を記念する日です。この日は朝、大聖堂で司教によるミサが行われます。このミサの最中に司祭の制定式が行われるほか、洗礼や葬式の際に使用される香油を祝福する儀式があります。

夜になると大聖堂以外の教会でミサが行われます。この聖木曜日で40日間に渡る断食期間が終わります。このときからTriduum Paschalneと呼ばれる、キリストの復活までの道のりを象徴した日々が始まります。キリストは木曜日に使徒たちと共に最後の晩餐をし、金曜に十字架にかけられ、日曜日に復活しました。そのため金曜日は受難(Męka)、土曜日は死(Smierć)、そして日曜日は復活(Zmartwychstań)の日と象徴されています。