“電流”紅茶(Herbata z prądem)

 
9月近くになって気温も低くなり、だんだんと秋の気配がしてきたポーランド。突然の気温の変化で風邪をひいてしまうことも珍しくありません。今回はそんな時にぴったりの飲み物をご紹介します!

Herbata z prądem(ヘルバタ・ズ・プロンデム)と呼ばれるこの飲み物。Herbataは紅茶という意味ですが、prąd(プロンド)は電流という意味。電流入り紅茶・・・?もうおわかりですね。これは紅茶にアルコールを加えた飲み物のことで、風邪をひいたときや寒い夜に飲まれるものなんです。

作り方は簡単、濃い目に出した紅茶にラム酒とレモン汁、砂糖(またははちみつ)とシナモン少々を加えるだけ。ラム酒が一般的なようですが、ウオッカを入れたりナレフカを加えたりと人によって作り方はさまざま。なんとアルコール度数世界最高のスピリタス(95度!!)を加える強者もいるとか。ちなみに筆者はラズベリーのハーブティにラズベリーで作ったナレフカを入れたものが好きです。

暖かい紅茶とアルコールが効いてとても体がぽかぽかします。紅茶という名前ではありますが、アルコールが入っているので飲んだあとの車の運転は絶対に避けてくださいね!

(写真はwww.zycie.plのものです)