ポーランドのお酒といえばウォッカ。お祝いの席には欠かせないものです。酒屋やスーパーに行けば迷ってしまうほどの種類があり、ポーランドのお土産として買っていく人も多いでしょう。 しかしこんなに愛されているウォッカですが、実は名前がポーランド語ではあっても販売している会社が全てポーランドの会社というわけではありません。今回はポーランドで有名なウオッカと、その販売元をまとめました! 名称 読み方 製造会社 写真 Wyborowa ヴィボロヴァ Pernod Ricard(フランス) Luksusowa ルクスソヴァ Pernod Ricard(フランス) Pan Tadeusz パン・タデウシュ Pernod Ricard(フランス Żołądkowa Gorzka ジョウォントコヴァ・ゴシュカ Stock Sprits(イタリア/ポーランド) Lubelska ルベルスカ Stock Sprits(イタリア/ポーランド) Sobieski ソビエスキ Belvedere(フランス) Krupnik クルプニク Belvedere(フランス) Żubrówka ジュブルフカ CEDC(ロシア) Bols ボルス CEDC(ロシア) Soplica ソプリツァ CEDC(ロシア) Belvedere ベルヴェデレ LVMH(フランス) Chopin ショパン Polmos Siedlce(ポーランド) Żytnia ジトニア Śląskiea Wytwórna Wódek Gatunkowych(ポーランド) Krakus クラクス Akwawit Polmos S.A.(ポーランド) J.A.BACZEWSKI J.A.バチェフスキ Altvater Gessler – J.A. BACZEWSKI GmbH(オーストリア) 関連記事 / Related posts: クラクフ発着の格安航空(LCC) グダンスク発着の格安航空(LCC)
スマレッツ(Smalec)は玉ねぎやベーコンなどを炒めたラードを冷やして固めたもので、パンに塗って食べます。ポーランド料理店に行くとよくつきだしとしてパンと一緒に出てきます。 そもそもスマレッツという言葉自体がラードを意味しています。このラードをフライパンで溶かし、みじん切りにした玉ねぎ、粗くすりおろしたりんご、ベーコン、にんにく、タイムやマジョラムなどハーブを入れてよく炒め、塩胡椒で味付けをしてか […]
グジャネ・ピヴォ (Grzane Piwo)はポーランドの冬の飲み物で、ホットビールのことです。 ビールをホットで?と思うかもしれませんが、これがなかなか体が温まります。作り方は簡単、お鍋にビール(色の薄いものが良し、黒ビールは不向き)、はちみつ、レモン汁を入れて温めるだけ。沸騰はさせないほうがいいそうです。好みによってシナモンやショウガ、クローブ、カルダモンやスライスしたオレンジなどを入れても。それでも […]
ミゼリア (Mizeria)はポーランドのサラダの一種で、主に肉とじゃがいもの付けあわせとして出されるものです。主な材料はきゅうりとサワークリーム(śmietana)で、一般家庭やミルクバーではおなじみですが、レストランではあまりお目にかかりません。 作り方はとても簡単です。よく洗ったきゅうりの皮をむき、薄い輪切りにします。そこにサワークリームを加えてよく混ぜ、塩・胡椒で味付けをして出来上がり。砂糖やワインビネ […]
ポーランドには血から作られているスープがあります。もともとポーランドの田舎では飼っている動物を食べるために殺した時、出来る限り無駄を出さないために血からスープを作りました。そのスープはチェルニナ(Czernina 黒いスープ)、地方によってはチャルナ・ポレフカ(Czarna polewka)とも言います。 使用する血は鴨のものがほとんどですが、鶏や豚の地も使われることがあります。作り方は簡単です。まずは肉と野菜でコ […]
Kapusta kiszona(カプスタ・キショナ)はポーランドでよく食べられているキャベツの漬物です。 酸っぱいので酢漬けと思われていることもありますが、これは発酵による酸味で、実は酢は入っていません。千切りにしたキャベツを塩と一緒に大きな漬け樽にいれ、重石をして保存します。漬ける際に人参を薄く千切りにしたものローリエの葉を加えることもあります。ビタミンがたくさん含まれており、ポーランド人にとっては長い冬 […]
トルンの ジンジャーブレッド(ポーランド語でピエルニキ) は中世にトルンで誕生した、ポーランドの伝統的な名物のお菓子です。なぜこのお菓子がトルンの名物になったのかというと、もともとこの一帯は肥沃であったために質のいい小麦が育ったこと、また近くには養蜂の盛んな場所があったからでした。材料に欠かせないスパイスは、主にインドなどの遠い国のものでした。 トルンのピエルニキについての記述はなんと1380年、 […]
オスツィペック(oscypek)はポーランドの南部の山岳地帯で昔ながらの製法で作られる、伝統的な燻製チーズです。 このチーズは羊の乳で作られており、円錐形もしくは童話に出てくる糸紡ぎのような形をしています。中央部分には模様が入っていて、外側は明るい茶色、内側はクリーム色をしています。食感はかためで、塩気が効いています。2007年にはEUの原産地名手保護制度に認定されました。 羊の乳は牛乳に比べてたんぱく質や […]
ズパ・ポミドロヴァ (Zupa Pomidorowa)はポーランドのスープでもとてもポピュラーなもので、その名(Pomidor – ポミドル – ポーランド語でトマトの意味)が表すとおりトマトスープのことを指します。家庭でもレストランでもよく食べられるこのスープは、通常茹でたお米もしくはショートパスタを加えて食べられます。 作り方はわりと簡単です。まずロスウ(Rosół)を作ります。だしをとるためのお肉は鶏が一般的で […]
じゃがいも生産量では世界トップクラスを誇る国、ポーランド。主食はもちろんじゃがいもです。茹でたり揚げたりするほかにも、ピエロギの中身にしたりパンケーキ(Placki ziemniaczane – プラツキ・ジェムニアチャーネ)にしたりと様々な食べ方があります。今回はじゃがいもを使ったお団子、ピズィ(Pyzy)をご紹介します! Pyzyの作り方 作り方ですが、まず用意したじゃがいもの半分は皮をむいて茹でてからつぶします。 […]
ザピエカンカ (Zapiekanka)はポーランドでよく食べられる料理ですが、ひとくちにザピエカンカと言っても実は2種類あり、ふたつともかなり異なるものです。 ひとつはファーストフードとしてのザピエカンカ。これはピザトーストのようなもので、パンを横半分に切ったものにハムやマッシュルーム、チーズなどを乗せてオーブンで焼き、トマトケチャップをかけたものです。ポーランドのファーストフードの代表格で、以前はザピエ […]
ピエロギ (pierogi)はポーランドの伝統料理のひとつで、見た目は日本の餃子にそっくりです。ポーランド料理店のメニューに必ずあるのはもちろんのこと、ピエロギ専門レストランもあります。ひとつの大きさはレストランや家庭にもよりますが、餃子の1.5倍から2倍と言ったところでしょうか。レストランでは6-9個で一皿、というところが多いと思います(専門店だと自分で個数を選択できるところも多いです)。皮も厚めのしっか […]
ポーランド人の主食と言うとじゃがいも、そしてパンを思い浮かべる人が多いと思いますが、実はお米もひんぱんに食べられています。付け合せにしたり、スープの実にしたり、またロールキャベツの具にしたりと使い方も様々ですが、今回は日本人もあっと驚くお米の食べ方をご紹介します。 その名も・・・Ryż na mleku(リジュ・ナ・ムレクゥ)。Mlekoは牛乳のことで、文字通りお米を牛乳で煮たいわゆるライスプディングのよう […]