5月26日はポーランドの母の日です。ポーランド語ではDzień Matki(ジェン・マトキ)と言います。 この日は日本と同じように、母親に日ごろの感謝の気持ちを伝えます。幼稚園や小学校では母親のために子供達がカードを書いたり工作をしてプレゼントを作ります。お母さん達の前で子どもたちが歌を歌ったり踊ったりすることもあります。 そのほかにはお花やチョコレートなどちょっとしたものをプレゼントするのが一般的です。日本では母の日といえばカーネーションと決まっていますが、こちらでは特にそのような決まりはありません。母親に会える距離に住んでいる人は、ほとんどの場合この日は実家に帰って直接母親にプレゼントを渡しますが、離れて暮らしている場合は電話で感謝の気持ちを伝えます。 ちなみに6月1日はこどもの日、6月23日は父の日です! (写真はmaslow.info.plのものです) 関連記事 / Related posts: 祖母の日 (Dzień Babci) – ポーランドの祝祭日 祖父の日(Dzień Dziadka) – ポーランドの祝祭日 ポーランドの父の日(Dzień Ojca) – ポーランドの祝祭日 死者の日 (Dzień Zmarłych) – ポーランドの祝祭日 女性の日 (Dzień Kobiet) – ポーランドの祝祭日
イースター前の金曜日をポーランド語でWielki Piątek(ヴィエルキ・ピヨンテック)といいます。日本語では聖金曜日、また受難日や苦難日とも呼ばれる、イエス・キリストの受難を記念する日です。 この日は「十字架の道行き」というものが行われます。これはポーランド語でDroga Krzyżowa(ドロガ・クシジョヴァ)と呼ばれるもので、イエス・キリストが捕らえられてから葬られるまでの14の場面(最後に“復活”の場面を加えて1 […]
イースター前の木曜日のことをポーランド語でヴィエルキ・チファルテック(Wielki Czwartek)といいます。 聖木曜日はイエス・キリストと使徒達の最後の晩餐を記念する日です。この日は朝、大聖堂で司教によるミサが行われます。このミサの最中に司祭の制定式が行われるほか、洗礼や葬式の際に使用される香油を祝福する儀式があります。 夜になると大聖堂以外の教会でミサが行われます。この聖木曜日で40日間に渡る断食期間が […]
もうすぐイースターです。この時期になると、町のあちこちではカラフルに染めた麦の穂を編んだようなものを目にするようになります。 これはイースターパーム、ポーランド語ではパルマ・ヴィエルカノツナ(Palma Wielkanocna)と言うものです。大きさも机の上に飾れそうな小さいものから、こんな大きいものどこに飾るの?と思ってしまうようなものまでさまざまです。 イースター一週間前の日曜日はパームサンデーといいます。 […]
オスタトキ(Ostatki)は、カトリック教では謝肉祭(カーニバル)中の脂の木曜日から最終日の火曜日までの期間を指します。 オスタトキ最終日の翌日の「灰の水曜日」から復活祭に向けて準備する四旬節が始まりますが、四旬節はイエス・キリストが荒野で40日間断食をしたことに由来しているため、この期間はごちそうやパーティなどを控え、質素に生活しなければなりません。また、この期間に結婚式を挙げるのもあまりよしとさ […]
ポーランドには”Tłusty Czwartek(トゥスティ・チファルテック)”と呼ばれる、日本語に訳すると「脂の木曜日」という日があります。これは何の日かというと、毎年四旬節期間直前の木曜日、ポーランドの揚げ菓子であるポンチキをおなかいっぱい食べる日なのです!2022年のTłusty Czwartekは2月24日に当たります。 これはカトリック教会における四旬節と関係した習慣です。もともと四旬節の期間中はご馳走や甘いものを食べた […]
2月14日はバレンタインデー。ポーランド語ではWalentynki(ヴァレンティンキ)といいます。最近ではポーランドでも、日本と同じようにお祝いするようになって来ました。 日本では女性が男性に恋を打ち明けたり、チョコレートを手作りしたりと女性が努力する日ですが、ポーランドではそんなことはありません。男性から女性へチョコレートや赤いバラの花、アクセサリーなどの小物を贈るのがほとんどで、日本とは逆に男性がプ […]
1月21日はポーランドでは「祖母の日」、ポーランド語ではDzień Babci(ジェン・バブチ)です。 母の日や父の日と同じく、この日は孫たちが大好きなおばあちゃんに日ごろの感謝の気持ちを伝えます。おばあちゃんの家を訪ねてお花やプレゼントを渡したり、離れている場合は電話をします。今年も去年に引き続きコロナウイルスの影響があるため、電話をするのが主流になりそうです。 さてこの「祖母の日」、一見とても歴史のある […]
カルナヴァウ (Karnawał)は日本語でカーニバル、謝肉祭のことで、公現祭(1月6日)から四旬節が始まる前の期間のことを指します。この期間に関しては国によって異なるそうですが、ポーランドは1月6日からが一般的です。キリスト教では、四旬節が始まるまでのこの時期、パーティをしたりごちそうを食べたりと、楽しく過ごせることになっています。202年の四旬節は3月2日に始まりますが、今年はもコロナウイルスのせいで大騒 […]
ポーランド語で大晦日のことをシルヴェステル(Sylwester)といいます。 ポーランドの大晦日はとてもにぎやか。日本ではクリスマスを恋人や友人達と派手に祝い、新年は家族と迎えるのが一般的ですが、ポーランドでは逆。クリスマスは家族で集まり、新年は大騒ぎの中で迎えます。 大晦日の夜はパーティをします。ホームパーティのこともあればレストランやクラブでのパーティのこともあり、いろいろなパーティをはしごすること […]
オプワテック (Opłatek)はポーランドのクリスマスに欠かすことの出来ない、薄くて白いワッフルです。英語ではChristmas Waferと呼ばれています。 これは小麦粉と水を練ったものを焼いたもので、聖母マリアやキリストの絵が象られていることがほとんどです。ポーランドではクリスマスイブの夕食の前に家族が全員食卓に集まると、それぞれがこのオプワテックを持ち、お互いに相手のオプワテックを少しちぎってから、お互いの […]
クリスマスが近づいてくると、ポーランドの市場やスーパーは買い物客でごったがえします。 国民の多くがクリスチャンであるポーランドでは、クリスマスはイースターと同じく一年の祝日のうちもっとも大事な日。クリスマスイブには家族全員が集まり、夕食を共にします。伝統的にこの夕食にはデザートを含む12種類の料理が出されます。また、この日はお肉を食べないことになっています。地方や家庭によってだいぶ料理に違いが […]
国民の多くがキリスト教徒であるポーランド人にとって、クリスマス(Boże Narodzenie)はイースターと並んで一年のうちで最も大事な聖日ではないでしょうか。日本ではクリスマスは恋人達のためのものということになっていますが、ポーランドでは家族が集まって過ごします。 ポーランドのクリスマスは12月24日から26日まで。24日はWigilia(ヴィギリア)と呼ばれる、いわゆるクリスマスイブ。この日はまだ休日ではなく、大都市 […]