ポーランド、2018年より身分証明証のデジタル化を開始

ポーランドのデジタル化省(Ministerstwo Cyfryzacji)のアンナ・ストゥレジンスカ(Anna Streżyńska)大臣は、今年5月から7月までポーランドの4都市で実験的に行われていた身分証明証デジタル化を2018年1月より全国で開始し、遅くとも3月終わりまでにはすべての国民が携帯電話で身分証明証を表示することが可能になる、と発表しました。

このシステムはmDowód Osobistyと呼ばれ、システム上に保存された身分証明証がテキストメッセージで送られてくるコードを使用して携帯電話の画面に表示されるというもので、いずれは免許証や学生証なども電子化していく予定だそうです。

このシステムを利用できるのは18歳以上のポーランド国籍の人で、身分証明証が有効期限内であること、携帯電話のSIMカードがポーランドで登録されているものであることが必要です。スマートフォンではなくても利用できるとのことです。

詳しくはポーランドデジタル化省のページをご覧ください(ポーランド語のみ)。