きのこの子育て日記:公園デビュー / お医者さん

 
公園デビュー
ポーランドに来てまず驚いたのが、公園の多さ&広さ。家のすぐ近くにとても大きな公園があり、あまりのだだっぴろさに感動しました。(日本で済んでいた団地が3つくらい入りそう)時間帯にもよりますが、その広さに反して人の少ないこと。子供よりも犬密度のほうが濃いような気がします。

しかし、この酷寒のなかちょっとでも日が射すと、あっという間に子連れが集まっています。日本のように全く同じ顔ぶれが世間話をするという固まった雰囲気はあまりせず、その場にいる人が適当に言葉を交わして去っていくというパターンが多いように思えます。あきらかに東洋人の私にも話しかける人がいてびっくり。たいてい「いくつ?」「男の子?女の子?」といった問いなので、ポーランド語さっぱりの私にもなんとか答えられます。また、孫を連れてきている人の割合が多く、共働き夫婦の多さを思わせます。そういったおじいさん、おばあさんの話しかけ率はかなり高く、例えば娘に手袋をさせ忘れると「手袋せんとあかん!」と絶対に言われます。以前も砂場で娘を遊ばせていると一生懸命なにか話しかけてくるおじいさんがいて、何かと思えば「砂に直接座らせると寒いからブロックの上に座らせなさい」ということだったようです。ポーランドの人はとっつきにくいと聞きますが、日本でもそうですが子供を連れていると何かと話しかけられることが多いように思えます。

お医者さん
 
言葉がわからない国に子供と一緒に住むことになったとき、一番心配なのが「お医者さん」。来てからすぐに病院や主治医を決めておけばよいのですが、思っても見ないときに「わーどうしよう」というのがよくあるパターンではないでしょうか。私もまったくそれで、真夜中に突然娘がおなかを押さえて「痛い!痛い!」と言い出して、あせって某英語圏病院のエマージェンシーに電話したら、「往診はできないから、明日の朝8時に病院に来い」と冷たくあしらわれ、おさまるまで途方に暮れました。ものの本には24時間診療をうたっているのにどうしたこっちゃと思って、後日ポーランド語のわかる人に問い合わせてもらったら、「emergencyと言わなかったので、病院に来いと言わなかった」と電話応対した奴が言ったらしい。夜中の2時に電話してエマージェンシーじゃないと思う馬鹿がどこにおんねん!!!そういうわけで深く反省し、遅まきながら頑張って探し、近所にいい病院&英語の分かる主治医を見つけました。病気になる前に健康相談、もしくは予防接種相談でも何でもいいので、それにかこつけて主治医を見つけておけばよかったと思った次第です。