きのこの子育て日記:幼稚園

 

昨年9月から、2歳半になった娘が幼稚園に行き始めました。幸いにも娘の性格と合っていたようで、とても喜んで通っています。「当たり前じゃん」と思う貴方は甘い。これにもにがーい失敗談があるのです。
娘が2歳になったとき、「今の内から集団生活に慣れさせた方がいいや」と、安直に某英国系幼稚園(というか保育園?英語ではpre-nursury school)に週2回通わせることにしました。最初は一緒に部屋にいたのでよかったのですが、先生に促され外に出たとたん、狂ったように泣き叫ぶ声が...。案の定1時間後に電話がかかってきて、「泣きやまないので、連れに来て」とのこと。

こういう状態が1ヶ月くらい続いたでしょうか。そのうち、クラスの人数が減ったため、勝手にクラスを変えられ、頭に来てやめさせました。「まだ、小さすぎるんじゃないの?」とか「英語に慣れさせるため、育児サークルに連れていったら?」とか言っていた先生にも責任はあったと思います。園児を園になれさせようという努力はまったくしてないように見えました。

ですので、何らかの理由があって、ここに通わせようと思う人は、「幼稚園」というイメージは捨て、「託児所」と思った方が無難です。(あと、お子さんを置いていっても、泣かない子ならいいかも)遊んでくれるといったって、普通の一軒家に遊具とおもちゃが置いてあるだけなので。(そのわりに、料金が異様に高い!)

それを思うと、話に聞く限り、ポーランドの保育園(生後3ヶ月~3歳)や幼稚園(3歳~5歳)の方がずっといいように思えました。預かってくれる時間も、朝早くから午後5時までと幅があるし、給食(朝ご飯もあり!)も出してくれ、お昼寝もさせてくれるそうです。ただ、これもお子さんと先生や学校との相性があるし、公立だと両親とも働いているという証明書がないとどちらも入園が難しいので、これはと思ったところを個々にあたるしかないようです。(空きがあれば、すんなり入れてくれるところもある)

実際、ポーランド人の知人ですら、2回申請したけど、だめだったと言っていました。優先順位があって、片親の子とか、両親がフルタイムで働いているとか、経済的に困窮しているとか、何か特別な理由がないと、後回しにされてしまうそう。いずれにしても、4月に申請書を出して、受理されたかどうかわかるのが、入園の9月直前らしいので、現地の幼稚園に通わせようと思う人は、はやめに行動を起こした方がよいようです。

まずは、これはと思う園に電話をして、見学のアポイントをとります。先輩ママはイエローページを見て、自宅近くの園を探すと良いと言っていました。インターナショナルの場合は、Wider Insider(ワルシャワの英語版リビングガイド。ホテルなどの売店で入手可。35zl)などで、学校を探すとよいと思います。インターの場合も申し込み人数が多いと、ウェイティングリストにのせられます。ですので、いずれにしろお早めに!