9月に入った頃は毎日12~3度と曇った寒い日が続いていましたが、10月に入ってまさに「黄金の秋」(ポーランドの人は秋をこう呼ぶ)の名にふさわしい、澄み切った青空の広がる素晴らしい天気と相成りました。
それでも1日の間に多少の寒暖の差はあるので、ちょっとでも日がさせばすぐに子供を公園に出し、日がかげって風が強くなると家に連れ帰るという作業にもっぱら従事しています。日本で布団干す感覚ですよね、これって。
でも、何回かここで冬を越すと、こういった地味な作業(?)が実は子供の健康にとても大切だということに気がつきます。冬ですら太陽の恵みのある日本から来ると、そのありがたみや大切さについて普段考えることすらありません。
ですが、日光を浴びることによって、体内の脂肪が、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを合成すると改めてここで聞くと、うーん納得。ヨーロッパでその昔くる病が発生したのも無理はないなと思います。
なので、小児科医は冬の間赤ちゃんにビタミンDを処方します。人によっては2歳ぐらいまで続けた方がよいと言います。ビタミンといっても、シロップを1~2滴食後に与えるだけなので、錠剤と違って楽です。
楽ですよと言いつつ、実は私これをさぼっていたことがあり、何かの折りに小児科医に見せて「ちょっと頭の骨が柔らかいですね。ちゃんとビタミンDあげてますか?」と言われ、がびょーーん!!!
子供に食べ物以外に人工のビタミンを与えるのに抵抗があったのですが、ここで無理に日本食を続けている(現地の食事を嫌がるけしからん人が家に一人いる。子供じゃなくて、夫どす)以上、栄養的に100点満点ではないと思うので、家族みんなサプリメントをとっています。(上の娘には、子供用の噛んで食べるタイプのビタミン剤。水にとかして飲むジュースみたいなシュワシュワタイプもあります→これらのものは処方箋は必要なし)
それはともかく、ワルシャワの空はどこまでも青く、木々は紅葉して絶好のお散歩日和!!先日、ワジェンキ公園に行ったら、あまりのきれいさにためいきがでました。(お猿2匹連れだったけど、回路を遮断して、一人「名曲アルバム」の世界へgo!)こんな素晴らしい季節に家にいても、ね。
冬までの短ーい期間、“ネットを捨て、街にい出”ることにいたします。