春夏になると市場に並ぶこの不思議な形の野菜、日本で滅多に目にすることはないので何だろうと思う人もいるのではないでしょうか。これはポーランド語でKalarepa(カラレパ)、英語でコールラビといいます。日本語では蕪甘藍(カブカンラン)と呼ばれるそうです。
この野菜はポーランドではごく一般的なもので、火を通さず生で食べることが多いです。薄めに切ったものをそのまま食べたり、サラダに入れることもあります。食感はしゃりしゃりさくさくとしていて、固いリンゴに近い感じでしょうか。
加熱する場合の料理では、中をくり抜いて肉などの詰め物をし、オーブンで焼いたものが一般的なようです。皮をむいて下部と周りの厚みを残して中をくり抜いたものを固めの塩茹でにし、そこにお肉などを詰めてオーブンで焼きます。お肉以外では茹でたソバの実やお米なども合うそうです。そのままでもおいしいですが、トマトソースをかけてもおいしいです。
(写真はwiniary.pl、niam.plのものです)