日本からコンピュータ−を持ち込む際の注意
日本からポーランドへノートブックなどのコンピューターを運ぶ際に注意しなくてはならないことは、まず電圧を確認することです。最近のノートブックは、世界各国で使用できるように色々な電圧に対応していますが、先ず始めにコンピューターを充電するための電源アダプターを確認しましょう。アダプターに「input:100V-220V」などと記入されていればヨーロッパでも使用できます。ただし、コンセントの形状が違うため、必ずアダプター(C型)を持参してください。C型アダプターはヨーロッパのほとんどの国で利用することができます。日本では空港や旅行グッズ店などで購入できますが、現地ではなかなか売ってないのでご注意ください。
さらに、短期滞在の方はノートブックを日本から持参すれば問題ないでしょうが、長期滞在の方に注意していただきたいことは、もし、ポーランド滞在中に、コンピューターが壊れたとしても、ポーランド人は日本語を理解できないので、日本語環境のコンピューターを修理できず、アフターサービスは受けられないということです。
ポーランドでコンピューターを購入
ポーランドでも当然コンピューターは購入できます。しかしそのほとんどはポーランド語のシステムになります。最近のものでは、ポーランド語のシステムでも問題なく日本語を利用することができますが、独特のキーボード操作や単語の理解などは必要になってきます。また、日本語のシステムに切り替えて使用している場合は、通常のサポート窓口が日本語に対応できないため、調整・修理が困難です。アフターサービスについては、どのメーカーも一年程度の保証付きなので保証期間内の故障等については無償で修理してくれます。しかし、そのほとんどは出張修理を行っていないので、サービスステーションまで持ち込まなくてはなりません。
インターネットを利用する
ポーランドのインターネットはかなり普及しています。無償でWIFIを提供するカフェやレストラン、バスなども多くあります。基本的にはマクドナルドやスターバックスなどで利用できます。また、プロバイダーや携帯キャリアの数も多く、サービスや接続料もまちまちなので、自分に合った業者を探し出し契約しましょう。プリペイド式のUSBモデムなどは旅行者でも店頭購入可能で、すぐに使用することができます。日本からスマートフォンや携帯電話を持ち込んでの海外ローミング利用には注意が必要です。メールや音声通話でも膨大な費用が発生してしまいます。海外でのパケット使い放題を利用しても1日当たり3,000円~4,000円程度かかるようです(正確な料金はご利用のキャリアにお問合せください)。現地での費用を発生させないためには、必ずローミング機能やデータ通信をOFFにしてください。無料WIFIを利用してもデータ通信がONになっていると、データが流れ課金されることがあります。
コンピューターを日本語環境で使用する
ポーランドで購入したコンピューターでも「Windows7Ultimate」などでは日本語環境に切り替えて使用することができます。ただし付属しているソフトが日本語環境に対応していないので注意が必要です。日本語環境でもポーランド語の読み書き、表示などは問題なく行えるので、通常利用している環境で使用するのがベストです。現在では多くの周辺機器が各環境に対応しているので、例えば現地で購入したプリンターでも、日本語やポーランド語での印刷は問題ありません。他の周辺機器でもその多くが日本語をサポートしています。日本製のものや有名メーカーのものであれば安心して使用できます。