ポーランドではイースター前にピサンキ(Pisanki)という卵に絵付けをしたものを作ります。日本ではイースターエッグという名前で知られています。
卵はキリストの復活と、春に再び芽を吹く自然の象徴です。
昔はヴィドゥムシュキ(wydmuszki)と言って生卵の上と下に針で小さな穴を開けて白身と黄身をよく混ぜてから、片方の穴から口で空気を吹いて中身を出したものに絵を描くことが多かったのですが、最近は殻つきのゆで卵に絵を描いていくことが多いようです。伝統的には染料は植物からとったものを使っていましたが、最近ではスーパーで人工着色料が簡単に手に入るので便利です。民芸品店などでは、木製の卵に絵をつけたものを一年中購入することができるので、ポーランドのおみやげにもぴったりです。
ひとくちにピサンキと言ってもたくさんの種類があります。今回は伝統的なポーランドのピサンキの種類をまとめてみました!