ポーランドにある「世界一」をいくつかご紹介します。
世界一大きいキリスト像
ルブスキ県のシフィエボジンという町に2010年に建てられた、高さ36メートル、重さ400トンのキリスト像。それまでに世界最大だったリオ・デ・ジャネイロのキリスト像よりも4メートル高い。
世界一大きなピアノ
ポモルスキ県のシンバルクという町で、2010年にポーランドの作曲家であるフレデリック・ショパンの生誕200周年を記念してつくられた。Stolemewi Klawer(ストロメヴィ・クラヴェル‐この地方の民族であるカシューブ人の言葉でグランドピアノという意味)と名づけられたこのピアノは長さ6.06メートル、幅2.52メートル、高さ1.87メートルの巨大なもので、重さは2トン。巨大な本体を支える6本の足にはそれぞれフレデリック・ショパン、スタニスワフ・モニューシュコ、イグナツィ・パデレフスキ、ミエチスワフ・カルウォヴィチ、カロル・シマノフスキそしてミコワイ・グレツキというポーランドの偉大な作曲家達の肖像画と名前が彫られている。2010年12月30日の除幕式では有名なポーランド人ジャズピアニストのレシェック・モジジェルなどが演奏した。
世界一大きい本体部分が木製の時計
グダンスクの聖マリア大聖堂にある、高さ14メートルの天文時計。ハンス・デリンゲルにより7年歳月をかけて作られ、1470年に完成した。天文学部分、暦部分、人形劇の3つの部分からなる。なお、現在は動いていないが、再開にむけて作業が進められている。
世界一小さい自転車
1999年にヴィエルコポルスキ県のプレシェヴァという町に住む、ズビグニエフ・ルジャネック氏が作ったもの。前輪の直径は11ミリ、後輪の直径は13ミリ。
世界一大きいボールペン
前述のルジャネック氏が1999年につくったもので、長さ250センチ、重さ17キロ。インクを入れると重さは100キロになる。このボールペンで48キロメートルの長さの線が書けるそう。
世界一古い映画館
シュチェチンにある、”Kino Pionier1909″という、1909年から営業している映画館。「世界で最も古い映画館」としてギネス認定されている。