マダムKのレシピワールド : 懐かしの味、がんもどき

ここ何ヶ月か 狂牛病騒ぎで、家庭のメニューの主役が日本食になった家庭も多いことと思います。我が家もそうです。野菜と魚が主食の和食は、健康食の王様。年末年始に遊びに来た主人の両親も絶賛しよく食べてくれました。
最近のポーランドは食料品の種類も増え、野菜の鮮度もかなりよくなり、買い物もしやすくなりましたが、日本食品を扱う店は数が少なく、惣菜は売っていないので、日本食はすべて手作りになります。                        例えばコロッケはジャガイモを茹でるところから始まり、餃子は餃子の皮を作ることから、豆の煮物は一晩水に浸すことからはじまります。私は未だに、大豆と昆布の煮豆がうまく作れないので、どなたかコツをご存じの方は教えていただければ、大変嬉しいです。

日本では、デパートの食品売り場や近所のスーパーでも、ありとあらゆる出来合いの食品があり、ちょっと食べたいと思う時は、手軽に買えるのが本当に便利でした。

今回のがんもどきも、日本にいれば自分で作ろうなんて思わないのですが(実は作り方も知らなかった)、ここにいるとこういう懐かしい味が時々は食べたくなりますね。 とくにこちらの豆腐は、素朴な昔の味がしておいしいように思います。一口サイズにすると、娘もよく食べます。が、彼女はポーランド育ちなのでケチャップをつけて食べます…!?

ganmodoki
ここ何ヶ月か 狂牛病騒ぎで、家庭のメニューの主役が日本食になった家庭も多いことと思います。我が家もそうです。                                 野菜と魚が主食の和食は、健康食の王様。年末年始に遊びに来た主人の両親も絶賛しよく食べてくれました。
最近のポーランドは食料品の種類も増え、野菜の鮮度もかなりよくなり、買い物もしやすくなりましたが、日本食品を扱う店は数が少なく、惣菜は売っていないので、日本食はすべて手作りになります。例えばコロッケはジャガイモを茹でるところから始まり、餃子は餃子の皮を作ることから、豆の煮物は一晩水に浸すことからはじまります。私は未だに、大豆と昆布の煮豆がうまく作れないので、どなたかコツをご存じの方は教えていただければ、大変嬉しいです。

日本では、デパートの食品売り場や近所のスーパーでも、ありとあらゆる出来合いの食品があり、ちょっと食べたいと思う時は、手軽に買えるのが本当に便利でした。

今回のがんもどきも、日本にいれば自分で作ろうなんて思わないのですが(実は作り方も知らなかった)、ここにいるとこういう懐かしい味が時々は食べたくなりますね。 とくにこちらの豆腐は、素朴な昔の味がしておいしいように思います。    一口サイズにすると、娘もよく食べます。が、彼女はポーランド育ちなのでケチャップをつけて食べます…!?

翌日冷たくなってもおいしいので、お弁当に入れたり、日本食でおもてなしする時も前の日に作っておくといいと思います。

先日、国際婦人会の持ちよりパーティーで作っていった時、とても好評でした。  日本と違ってこちらでは家に招待したり、招待されたりという機会が、時々(私の場合はそれほど多くはないのですが。)あります。                     多くは無いので帰って慣れなくて大変でしたがだんだんと要領をつかむと楽しくなってきます。

日本食の場合はどうしても、作ってその場で出して、温かいうちに食べる料理が、多いので、奥様がずっと台所にいて会話に加われないことが多くなります。最初に作り置きの物を出し、少しおしゃべりをして場を和ませておくと後がやり易いように思います。特に豆腐からできている日本料理の話からはいれると、こちらも緊張感がほぐれて少し楽になります。

私は来客用におもてなしノートいうのを作っています。それには、招待の日、招待する人の名前、作った料理、終わった後の良かったこと駄目だったことの反省をいくつか書いておきます。また、招待した人の趣味とか好きな食べ物など…気がついたこと特徴などもあれば書いておきます.
これは次回招待したときに、同じ料理にならないようにすることと(来客用の料理のレパートリーの少ない私の場合、とても役にたちます。)、反対に招待されたときやパーティーなどで、また会う機会があったとき、相手ことをよく覚えていると失礼にならないからです。

特に主人の会社関係の人達は、忘れた頃にお会いする機会が多々あって、そんなときは前もってこのノートで、相手の勉強をしておくととても役立ちます。日本人は目立つので、相手は覚えていてもこちらはほとんど覚えていなくて…ということも時々あるからです。
それ以外にもどんな料理にしようかと頭を悩ませている時、以前の料理の献立を参考にすることもできます。

文化の違いで楽しいことや、恥ずかしい思い(こちらの方がずっと多い)やいろいろありますが、習うより慣れろのことわざ通り、場数を踏めばまがりまりにも何とかなっていくもので、努力の後の満足感はなんとも味わい深いものです。