マリア・スクウォドフスカ・キュリー(Maria Skłodowska – Curie)

(1867年11月7日生・1934年7月4日没)

ポーランドの有名な物理学者・化学者です。政治運動に参加し故国を越え、フランスに亡命しました。
物理学者ベクレルの影響を受け、ウラン鉱石の精製からラジウム、ポロニウムを発見し、原子核の自然崩壊および放射性同位元素の存在を実証しました。

原子物理学の最初の基礎を作るとともに、文字通り今世紀の原子力・核の時代を開きます。夫ピエール・キュリー、ベクレルとともに、第一回物理学賞(1903)を受けました。後、金属(単体)ラジウムの単離に成功し、ノーベル化学賞も1911年に受賞しました。

2016年の10月にポーランド・ドイツ・フランス・ベルギーの協力で「マリア・スクウォドフスカ・キュリー夫人」の映画の封切りがありました。主人公の役がポーランドの俳優者、Karolina Gruszkaです。

「マリア・スクウォドフスカ・キュリー夫人」のシーン:マリア・スクウォドフスカ・キュリー夫人(Karolina Gruszka)

写真はfilmweb.pl, poloniumfoundation.comのものです。