ワジェンキ公園(Łazienki Królewskie)

ワジェンキ公園(Łazienki Królewskie)はワルシャワ市内、中心部よりやや東側に位置する公園です。もともとは17世紀、いくつかの浴室をもつ場所として設計されましたが、18世紀になるとポーランド最後の国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキにより宮殿と庭園の複合体に変えられました。 公園の名前「ワジェンキ」とは、日本語で「浴室」という意味です。1918年には正式に公園に認定されました。

1959年より毎年5月形9月まで、ショパン像の下でショパンコンサートが行われており、市民だけでなく多くの観光客が詰めかけます。ポーランド人ピアニストはじめ世界的に著名なピアニストも演奏するこのコンサートの入場料は、なんと無料。みな思い思いに芝生に座ったり寝転がりながら、ショパンの音楽を楽しみます。

園内ではクジャクやリスが歩いているほか、冬になると鹿が訪れるという話もあります。春夏は緑やお花、秋は紅葉が私たちの目を楽しませてくれます。冬にうっすらと雪をかぶったショパン像もまた情緒があります。ワルシャワ市民の憩いの場所であるワジェンキ公園、ワルシャワを訪れた際はぜひ行ってみて下さい!