私とポーランド: マゾフシェ舞踊団

音楽日記をお届けします。

3/4(土)、ワルシャワにマゾフシェ舞踊団がやって来ました。
文化宮殿内のホールにて。
私が手に入れたチケットの席は、何と1列目の右端!
オペラの様に、舞台の下にオーケストラ(民族楽団)が並んでいるので、私の席は
まさに打楽器のおじさんの目の前。

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序曲が終わると、幕が開き 色鮮やかな衣装を身につけた舞踊団があらわれました。
歩くようなリズムの踊り(Chodzony
ホゾニー)から始まり、マズルカの一種でもあるオベレックやクーヤヴィアックなど、
1曲ごとに、衣装替えをした男女が入れ替わり立ち替わりあらわれます。
男女ペアの優雅な踊り、アクロバット的な踊り(Tance Goralskie 山の踊り)、
きれいな歌あり、目でも耳でも楽しめる舞台でした。
特に、舞台上の踊り子達の あの生き生きとした表情が、とっても気に入りました。

さて、私の目の前で演奏している打楽器担当のおじさんが、急に姿を消しました。
あれ?っと思っていると、衣装替えをして舞台上に!!
しかも、何かめずらしい楽器を手にしています。
私の記憶が正しければ、その楽器の名前はKozik。
アコーディオンと縦笛を組み合わせたような民族楽器です。
そのKozikの (アコーディオンで言うなら)空気を送り込む部分は、何と
牛の膀胱からできているのです。
その膀胱袋?を右脇にかかえ、右腕を上下させ空気を送り込みながら、演奏するのです。
残念ながら、独奏状態ではなかったので、具体的な音は聴き取りにくく・・・
しばらくすると、Kozik担当のおじさんは打楽器担当に戻ってました。
何十年も、この仕事一筋にがんばっているおじさんの演奏姿は、素敵でした。

それでは。

(写真はwww.warszawa.plのものです)