2017年ベルリン国際映画祭:ポーランド映画”Pokot”が銀熊賞を受賞!

2月18日、世界3大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭のコンペティション部門の発表が行われ、ポーランドのアグニエシュカ・ホランド(Agnieszka Holland)監督作品”Pokot (英題:Spoor)”が銀熊賞の一部門であるアルフレッド・バウアー賞を受賞しました!

„Pokot”はポーランドの女流作家オルガ・トカチュクの” Prowadź swój pług przez kości umarłych”という小説をもとにつくられたもので、ズデーテン山地で起きた連続漁師殺人事件の謎にある老女が迫るというサンスペンスです。

監督のアグニエシュカ・ホランドはワルシャワ生まれの68歳。ポーランドだけではなくヨーロッパやハリウッドでも活躍しており、代表作には“ソハの地下水道(現代:W Ciewności)”やテレビドラマシリーズの“House of Cards(シーズン3)”などがあります。また脚本家としても活躍しており、キエシロフスキ監督の“トリコロール”3部作では脚本の共同執筆もしています。

(写真左がホランド監督、右は娘のカタジーナ・アダミック氏。写真はkultura.gazeta.plのものです)