ワルシャワの地下鉄の入り口。エスカレーターで地下に下りれる。乗り心地は悪くない。
まず地下鉄に乗るには当然切符を購入しなければならない。切符はキオスクや自動販売機で購入できる。自動販売機は大抵地下鉄の入り口付近にある。自動販売機はタッチパネル式で、硬貨と10ズウォティ札、20ズウォティ札しか使えないものがほとんど(50ズウォティ札が使えるものもある)なので、細かいお金を用意しておいたほうが良い。表示言語もポーランド語のほか、英語やドイツ語を選ぶことが出来る。きっぷは1回券が4.40ズウォティ、20分券が3.40ズウォティ。そのほかにも40分券や60分券、1日券や3日券があり、時間内・期限内なら何度でも乗り降りできる。通勤・通学に便利な30日・90日券もあるがこれは定期券になので、この場合は交通局や地下鉄駅にある支所に行って定期券の申請をしなければならない。定期券のチャージは自動販売機でも、キオスクでも出来る。
切符を購入したら、次はトラムやバスと同様にきっぷを改札しなければならない。切符を改札していないと検札官が見回りに来た際に罰金220ズウォティを払わされるので注意しよう。方法は簡単、改札機の赤い部分に切符を差し込むだけ。取り忘れない様に気をつけて。ちなみに、切符を入れなければ改札機は開かない。
切符を買って改札したら、あとはホームに降りて乗車するだけ。北方面に行くならMłocinyと書いてあるホームへ、南方向はKabatyと書いてあるホームへ行こう。ポーランドではよく老人や体の弱い人、小さい子供連れのお母さんに席を譲っている光景を見かけるので皆さんもポーランド人を手本にして席を譲ろう。 ちなみにポーランドの地下鉄はワルシャワだけの運行で、路線は一路線だけ。現在、セカンドラインの拡張工事中。