6月23日はポーランドの父の日です。ポーランド語ではDzień Ojca(ジェン・オイツァ)といいます。
もともとは1909年、アメリカ・ワシントン州にあるスポケーンという街に住んでいたソノラ・スマート・ドッドという女性が、男でひとつで自分を含めた6人の子どもを育ててくれた父親への敬意を表し、父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことが父の日が祝われるきっかけになったと言われています。最初の父の日の式典は1910年6月19日にスケポーンで行われました。
ポーランドで父の日が行われるようになったのは1965年。母の日と同じくカードを書いたり、電話をかけて日ごろの感謝の気持ちを伝えたりしますが、どうも母の日と比べると今イチ盛り上がりに欠ける祝日という印象は否めません。父親のためカードがよくシャツやネックタイの形をしています。
やはり母親に比べると、父親に気持ちを伝えるのは照れくさいと言うことなのでしょうか。せっかくの機会、たまには父親とじっくり話してみるのもいいかもしれないですね。
写真はkredkowo.pl, edziecko.plのものです。