Las Kabacki (ワンコと暮らすポーランド)

 
お世話になっております、りんごです。ワルシャワのこの天気の安定しなさ加減といったらどうでしょう。暑いなら暑い、寒いなら寒いとはっきりしてほしいものです。

さて、以前うめちゃんのお散歩定番コースとしてPole Mokotowskieをご紹介しましたが、今回はワルシャワ南部に広がるLas Kabacki(ラス・カバツキ‐カバティの森)をご紹介したいと思います。ウルシヌフからカバティ、ポフシンの辺りまでまたがるこの森、さすが森って言う名前ついてるくらいなんで広いです。今念のためにウィキペディア先生見たら902.69ヘクタールって書いてありました。なので一回のお散歩で全部回ることはとてもじゃないけど無理ですが、どこを歩いても緑が溢れているのでワンコたちは大喜びです。

で、私ですがウルシヌフの大型スーパーRealの横のあたりを散歩することがほとんどなので、今回はそのあたりについて書きたいと思います。ul. Płaskowickiejからul.Rolnaをずんずん奥に入っていくと、だんだん緑が深くなり、鳥のさえずりが聞こえてきます。野ウサギやキジを見かけることもあるくらいのほほんとしていて、本当にここはポーランドの首都なのかと思ってしまうほどです。

森なので当然といえば当然ですが、道は整備されていないので晴れている日はほこりっぽく、雨が降った後はグッチャグチャです。水溜りもたくさんあって靴が泥だらけになるので、長靴をはいていった方が無難でしょう。ワンコも泥だらけになるのでその覚悟で・・・。今は使用されていない線路があったり、大きな池があったりします。この池の周りでは夏になるとバーベキューをしたり、ビール片手に語り合う若者達が現れます。とても楽しそうですが、あそこで本当にバーベキューしていいのかはわかりません(ちなみにワルシャワでは公共の場所での飲酒は禁止されてます、一応)。池に飛び込むワンコもいたり、特に週末はなかなか賑やかです。

このあたりをぐるっと一周するだけでも優に1時間半はかかります。うめちゃんくらいの大きさのワンコには結構な運動量です。そして普段会社勤めの人間にとってもなかなかの運動量で、帰宅後はそろってお昼寝ということも珍しくありません。

天気のいい日のお散歩にぴったりな場所ですが、気をつけたいのは陰になる場所があまりないので日射病・日焼け対策をしておくことでしょうか。あと、森の中は電灯など無いので夜は冗談じゃなく真っ暗です。夜ここでジョギングをしていた女性が乱暴されるという事件もあったので、夜のお散歩はやめておいたほうがいいでしょう。

ume17ume18