2015年5月8日にバルセロナで行われた2015年ミース・ファン・デル・ローエ・アワード(Miesa van der Rohe Award)で、ポーランドのシュチェチン・フィルハーモニーホールが”EU内で最も美しい建築物”として最優秀賞を獲得しました。ポーランドの建築物がこのような賞を受賞するのは初めてのことです。
ミエチスワフ・カルウォヴィッチ記念シュチェチン・フィルハーモニー(Filharmonia im.Mieczysława Karłowicza w Szczecinie)は スペインのEstudio Barozzi Veiga建築事務所とポーランドの Studio A4が共同で設計したのもので、2014年ポーランド最優秀建築物(BRYŁA ROKU 2014)にも選ばれています。今回は世界36カ国から集まった420もの建築物の中から最優秀賞に選ばれました。
シュチェチン・フィルハーモニーホールは氷山を思わせる外見が特徴で、120人のオーケストラ・110人のコーラス隊を収容できるステージそして客席数951を誇る“金のホール”と呼ばれる大ホールと、192人収容の“黒のホール”と呼ばれる小ホール、展示会や会議などに使用できるスペース、そしてフォワイエが完備されています。
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