バスの乗り方入門
ポーランド語でバスはアウトブス(Autobus)といいます。以前は昔式の乗降口に階段があるタイプが主流でしたが、最近はほとんど走っておらず、階段が取り外された床の低いタイプのものが一般的です。ポーランドの大都市、特にワルシャワでは渋滞が多いものの、路線がたくさんあるので重要な移動手段になっています。それではバスの乗り方を説明します。
バスの乗り方
基本的にはトラム・地下鉄に乗るのと同じです。まず切符を買いましょう。切符はバス・トラム・地下鉄全て共通で、キオスクや自動販売機で購入できます。最近は写真のようにバス停に自動販売機があるところも増えています。ほとんどの販売機では100ズウォティ札などの大きいお札は使用できないので、小銭または10ズウォティ札を用意しておくと良いでしょう。バスの中でも運転手から切符は購入できますが、おつりがなかったり切符そのものがなかったりすることが多いので、先に購入しておくことをお勧めします。最近では車内に販売機を置いているバス・トラムが増えています。カードが使用できるものもありますが、基本的には小銭しか使えないと思っておいたほうがいいでしょう。ワルシャワ以外の都市では、逆にカードしか使用できない販売機もあったりします。
黒字に白抜きで書いてある番号のバスは、ポーランド名物の深夜バスで、明け方まで走っています。夜中に帰宅するときなどに便利ですが、停留所の数がそんなに多くはないので注意が必要です。
バスに乗ったら切符を改札します。これをしないと、切符をもっていたとしても検札のときに罰金を払わされることになるので注意!方法は簡単、下の黄色い改札機の赤い部分に切符を差し込むだけです。
目的の停留所に近づいたら、下りる意思表示として手すりにあるストップボタン(STOPと書いてある)を押しましょう。
また、普通はボタンを押さなくてもドアは開きますが、冬は寒いのでドアボタン(DRZWIと書いてある)を押さなければドアが開かないことも多いので注意してくださいね。
また、ポーランドの主要16都市を網羅している公共交通機関乗り換え検索サイト・Jak dojadęというものがあり、現在位置から目的地までのルートや所要時間、費用までわかるのでとても便利です。