ワルシャワの犬飼いさん注意!(ワンコと暮らすポーランド)

ごぶさたしております、りんごです。ワルシャワはもうすっかり初夏になり、薄着して太陽を楽しむポ人の姿が目立ってきました。この時期はワンコとのお散歩も楽しいものです。

ですが。ここ最近FBやテレビでよく見かけるようになったニュースがあるんです。それは、「お散歩中に道に落ちていた釘や針の入ったソーセージを食べてしまったワンコが重体になる」「殺鼠剤をまぶしてあったソーセージを食べたワンコが亡くなる」というものです。

以前からもちょいちょい耳にしてはいたのですが、最近ほんと多くなってきたみたいです。先日はなんとうちの下の公園に集まっている鴨や鳩が変死していたという話をお散歩友達のおばさんから聞いて、さすがに青くなりました。以前も書きましたがこの公園は市場の横にあるので、餌として市場の人が余ったお肉や骨を投げていくんです。そんなものばっかり食べてるからちょっとぐらい腐ったもの食べても大丈夫な百戦錬磨の鳥たちが死んでたということは・・・

というわけでFBのワンコ関係のページでは、お散歩中は絶対にマズルカバーをすることを呼びかけています。うちのうめちゃんはマズルカバーするとはずすことに集中するためまったくお散歩が進まないんですが、愛犬の命には換えられません。

いろいろ読んで調べてみたところ、一番危ないのはうめちゃんも大好きなPole Mokotowskie(ここでも最近鴨が何羽か死んでいたそう)、Galeria Mokotów周辺。この辺りではちょくちょく殺鼠剤をまぶしたソーセージや、油をまぶしたアルミホイルを丸めたもの、釘の入ったソーセージが見つかるらしいです。最近では殺鼠剤つきソーセージを食べたと思われるハリネズミが死んでいたみたいです。その他だとジョリボジュ区にある映画館Tęcza近辺、サスカ・ケンパ区のMiędzynarodowa通り近辺、ウルシヌフ区のHerbsta通り、Janowskiego通り、Barwna通り、Romera通りの辺り、そしてなんとなんと、ヴィラヌフ区のドッグパークの辺り!!ちょっと離れてますが、ヴァヴェル区だったかな、そこではポーランドの有名なユーチューバーのワンコがやはり殺鼠剤入りソーセージを食べてしまい、結果亡くなったそうです。

結構他人事に思いがちですが、ドッグパーク近辺なんてたぶんマズルカバーもはずしちゃうし、目を離した隙に食べちゃうことは十分ありえる(うめちゃんなら多分食べる)。それに、小さな子供だってもしかしたら手に取っちゃうかもしれないですよね。

ちなみに、ワルシャワだけではなくポズナンでも同じようなソーセージが見つかったらしいです。ワンコ飼いの皆様、お互い気をつけましょう!

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(写真はwarszawa.naszemiasto.pl, Fundacja Mikropsyからお借りしました)