カトヴィツェとその周辺の都市はポーランドでも有数の工業都市。特に石炭採掘業、鉄鋼業などが盛んな地域です。また国際列車の接続駅でもあり、毎日多くの国際列車が行き来しています。カトヴィツェの歴史は16世紀まで遡ります。現在町の人口は30万ほどで、大都市というわけではありませんが、炭鉱員とその家族のために作られた町は一見の価値があります。
観光地:
スポデック(Spodek):カトヴィッツェの象徴とも言えるこの建物は1971年、スポーツイベントやコンサートの会場として建てられました。Spodekはポーランド語で「空飛ぶ円盤」の意味があり、独特のユニークなかたちは世界でも有名なのだそうです。
ニキシォヴィエッツ(Nikiszowiec):昔1911年に鉱員と鉱員の家族のため作られた団地で、現在は町の遺跡として登録されています。赤レンガで作られた独特の建物は一見の価値ありです。
ギシォヴィエッツ(Giszowiec):1910年にGiescheというの炭鉱の労働者とその人々の家族のため作られた団地。シロンスク地方の伝統的な建築様式に基づいて建てられた。現在残っている建物の数はわずかだが、周りにある70年代に建てられた高層アパートとコントラストをなしている。
シロンスキ公園(Park Śląski):カトヴィツェからすぐ近くのホジュフという町にある、広さ620ヘクタールの公園。中には1959年につくられた遊園地やアスレチックランド、動物園とプラネタリウムがある。自然のなかでゆったり過ごしたい人にピッタリ。ロープウェイの中からシロンスクの風景も楽しめる。
写真はkatowice.eu, giszowiec.info, polskieszlaki.plのものです。