聖霊降臨祭 (Zesłanie Ducha Świętego – ゼスワニア・ドゥハ・シフィヨンテゴ)はキリスト教の祝日で、復活祭から7週間後(復活祭から50日目)の日曜日に祝われます。ポーランド語ではZielone Świątki(ジェロネ・シフィヨントキ)と呼ばれることのほうが多いです。日本語では五旬祭とも呼ばれます。
これはキリストが昇天した10日後に聖霊が使徒のもとに現れたことを記念する日です。新約聖書の『使徒言行録』2章1節 – 42節によると、復活したイエスは弟子たちに「近いうちに聖霊が降る」ことを告げて、天に昇っていきました。それから50日後、ユダヤ教の五旬祭の日に使徒とイエスの母や兄弟たち、イエスに従った女たちが集まって祈っていると、激しい風のような音が聞こえ、天から炎のような舌が一人ひとりの上に分かれて降った。集まって祈っていた信徒たちは聖霊に満たされ、さまざまな国の言葉で語り始めた、ということです。
2017年の精霊降臨祭の日は6月4日に当たります。
(写真はwiano.eu, pl.wikipedia.orgのものです)