ポーランドのこどもの日は6月1日です。ロシアやチェコ・スロバキア・ウクライナ・ブルガリア・ルーマニアなどの旧社会主義国でもやはりこの日がこどもの日として祝われているそうです。
子供の日が平日の場合、学校は授業をお休みにします。そのかわりよく開催されるのがスポーツ大会で、成績のいい人は賞品がもらえます。天気が良ければ公園や移動遊園地に行って遊ぶこともあるんだとか。
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エルブロング(ヴァルミア=マズールィ県)の小学校の子供の日
おうちではもちろんプレゼントが待っています。ほとんどがお菓子やおもちゃ、本などですが、中学生くらいになるとプレゼントもお小遣いに姿を変えることが多くなるのだそうです。
またこの日は年に一度の「こども国会(Sejm Dzieci i Młodzieży – セイム・ジェチ・イ・ムウォジェジィ)」の日でもあります。これは1994年から行われているもので、全国16県から集まった460人の中学生・高校生たちがワルシャワの国会議事堂に集まり、様々な議題について話し合いが行われます。このこども国会、フランスやイギリス・ポルトガルなどでも行われているのですが、ヨーロッパで一番最初に実現させたのは実はポーランドなんです。
ちなみにポーランドのこども達は、この日の他にもクリスマス・誕生日・イスターに必ずプレゼントを貰えます。日本のこどもからするととてもうらやましい習慣ですが、ポーランドの親御さんたちは大変だろうなとも思います。
写真mlodyelblag.plはのものです。