ゴロンカはポーランドでよく食べられる肉料理です。ゴロンカとは豚のすね肉のことで、これをローストしたり煮込んだりして調理します。
ローストしたゴロンカはパリパリの皮の下に分厚い脂としっとりしたお肉が層になっていて、脂分のせいなのか少し食べただけでもかなりおなかがいっぱいになります。マスタードとホースラディッシュをたっぷりつけて食べるととてもおいしく、ビールのお供にぴったりです。このローストゴロンカが看板料理になっているレストランもあり、そこではビールもとても大きなサイズのジョッキに入って出てくることがほとんどです。
煮込みのほうで多いのは、発酵キャベツと一緒に煮込んだものやビールで煮込んだものがポピュラーです。どちらも時間をかけて煮込むので、肉もホロッと柔らかくなっています。
ローストのものも煮込んだものもポーランド料理のレストランのメニューでよく目にするものです。気をつけたいのは、すね肉を丸ごと使っているのでかなり量にボリュームがあること。ゴロンカをメインにしているレストランで出さるゴロンカはひとつで大体大人2・3人分の大きさです。出されてビックリ!なんてことにならないためにも、注文する前に大きさを確認しておいたほうがよさそうです。