ポーランドで八百屋さんやスーパーに行くと必ず見るこの白いデコボコした野菜。日本ではあまり馴染みがありませんが、これはseler(セレル)と言って、セロリの根っこなんです。日本でセロリを意味する葉や茎の部分はseler naciowy(セレル・ナチョヴィ)と言われます。たいていは根っこの部分と葉&茎の部分は別々に売られていますが、時々葉っぱが付いたままの根っこも売られています。
それではこのセレル、どんな料理に使うのかと言えば、まずはなんと言ってもスープです。スープ大国のポーランドでは、スープのだしを取るときに香味野菜として必ずこのセレルを入れます。
また、生のままを荒めにすりおろし、フルーツやレーズン、マヨネーズとあえてサラダにすることも。千切りにした瓶詰のセレルも売られているので、それを使えば手軽です。
味も香りは普通のセロリよりはまろやかなので、子供でも食べやすいのでは?ポーランドに来たらぜひ挑戦してみてくださいね!
(写真はse.plのものです)