タタル(Tatar)はポーランドでよく食べられる料理で、日本ではタルタルステーキと呼ばれてます。生肉を使うところや卵の黄身が乗っているところなど、韓国料理のユッケに似ています。
“ステーキ”というとがっつり食べるイメージがありますが、前菜として食べられているため、量もそんなに多くありません。昔は馬肉が使われることもあったようですが、現在は新鮮な牛のヒレ肉が使用されることがほとんどです。円形もしくは楕円形にまとめたのお肉に生卵の黄身をのせ、まわりに玉ねぎときゅうりのピクルスのみじん切りを盛ったものが一般的なタタルの見た目です。家庭やお店によってはそのほかにもニンニク・アンチョビ・オリーブ・ケッパー・きのこのマリネやパセリ・マスタードなどもお皿に載っているので、好みのものを混ぜて食べることが出来ます。塩・胡椒のほかにも、オリーブオイルやレモンをかけてもおいしいです。
ポーランド料理のレストランには必ず置いてあるメニューですが、スーパーなどではタタル用の牛肉がパックに入って売っているので、家庭でもチャレンジすることが出来ます。
(写真はniam.plのものです)