チャリティ財団WOŚP:2017年は過去最高額の募金額を記録

赤いハートでおなじみ、毎年1月第2日曜日に「ファイナル」と称してボランティアが街頭募金をつのっているチャリティ財団Wielka Orkiestra Świątecznej Pomocy(ヴィエルカ・オルキェストラ・シフィヨンテチネイ・ポモツィ、略してWOŚP)。すでにポーランドの冬の風物詩と言ってもいいくらいのこのイベントですが、25年目を迎えた今年の募金の総額はなんと105570801,49PLN(日本円で約31億6500万円)に達し、過去最高額を記録しました。

街頭募金だけではなく著名人が出品するインターネットオークションもあり、売り上げはすべて募金になります。今年の最も落札価格が高かったのは、ポーランド共和国元首相で現在欧州理事会議長を務めているドナルド・トゥスク氏と過ごすブリュッセルでの1日というもので、370200PLN(約1100万円)で落札され、これまでの最高記録だった2016年の「サッカーポーランド代表の監督とトレーニング」の落札価格151300PLN(約450万円)を遥かに凌ぐ結果となりました。

また最も人気のあったオークションは、現在サッカードイツ・ブンデスリーガ・バイエルン・ミュンヘン所属でポーランド代表選手のロベルト・レヴァンドフスキ選手との夕食で、202757のアクセス数を記録しました。

(写真はWOŚP公式フェイスブックページからのものです)