12月に入ると町にはサンタクロースやクリスマスツリー、イルミネーションが飾られ始め、ショッピングセンターではクリスマスプレゼント用にラッピングされた商品が所狭しと並べられます。クリスマスの一週間くらい前になると、郵便局はクリスマスカードを送る人たちでごった返します。ワルシャワでは毎年旧市街の王宮広場に大きなツリーが立てられ、夜はライトアップされて道行く人の目を楽しませてくれます。町のあちこちにクリスマスツリー(choinka-ホインカ)の売り場が現れるのもこの頃です。


ポーランドのクリスマスツリーは生木が主流で、郊外の広い公園の隅などではあらゆる大きさのツリーが並んで売られているのをよく見ます。このツリーを買って、それぞれ自宅で飾り付けて楽しみます。最近はプラスチック制のツリーも売っていますが、やはりツリーは生木!というポーランド人は多いようです。クリスマスのプレゼントはこのツリーの下に並べられます。
さてこのクリスマスツリー、いつまで飾っておくものなのでしょうか?ポーランド人は1月6日の公現祭の日、もしくは公現祭の次の日曜日、そして2月2日の聖燭祭の日の3つのうちのどの日かをそれぞれ選んでいるようです。