日本では食事は1日3回と決まっていますが、ポーランドではどうでしょう?今回はポーランドの伝統的な食事の時間帯と種類をまとめてみました!
まず起きたら朝ごはん(Śniadanie – シニャダニエ)です。パンにハムやチーズをはさんだサンドイッチやスクランブルエッグなどを食べます。シリアルやヨーグルトを食べることも。紅茶もしくはコーヒーが付くのが一般的。
次は2回目の朝ごはん(Drugie śniadanie – ドゥルギェ・シニャダニエ)です。これは10-11時ごろに軽くとるもので、主にサンドイッチやヨーグルト、白チーズなどが食べられます。ポーランド人は朝が早く、伝統的に昼ごはんの時間が遅いので、どうしても途中でおなかがすくためにこういうことになったのだそうです。
さて昼ごはん(Obiad – オビアド)。日本人で昼ごはんといえば12時を指しますが、ポーランドでは伝統的なお昼の時間は14時から16時くらいです。ポーランド人はオビアドを英語に訳するときにディナーと言いますが、それもそのはず、一日の食事でオビアドが一番ボリュームがあるもので、日本人的感覚でいえばメニューは夜ご飯に近いです。伝統的にはまずスープ、そしてその後にメインが出てきます。メインとなるのはお肉や魚で、それに野菜とじゃがいも(またはお米など)がついてきます。お皿の数が多い日本の食事とは違い、ワンプレートに全てが盛られて出てきます。人によってはこの後デザートにケーキなどを食べます。
さて、そのあとはおやつ(Podwieczorek – ポドヴィェチョレック)です。日本と同じように、お茶を飲みつつクッキーやアイスクリームなどを頂きます。
最後は夜ごはん(Kolacja – コラツィア) です。夜ご飯の時間は大体19-21時と言ったところでしょうか。お昼ごはんにボリュームがあるので時間はちょっと遅めです。食べるものもサンドイッチやサラダなどの冷たいもので、日本のようにスープなどの温かいものが出てくることはほとんどありません。
しかし最近では生活形態の変化や健康志向の人が増えたために、昼ご飯も12-13時ごろにとることも多くなって来ました。レストランのランチメニューも12-15時くらいまでのものが多いです。また、家族が集まる夜ご飯にパスタなどを食べる人たちも少なくないようです。
(写真はgarnek.plのものです)