マテウシュ・モラヴィエツキ新政権誕生

12月7日、べアタ・シドウォ首相が辞任を表明し、「法と正義」党がこれを承認。12月11日、ポーランド共和国大統領官邸で新内閣の就任宣誓式が行われ、マテウシュ・モラヴィエツキ氏が首相に就任しました。

モラヴィエツキ氏はシドウォ政権では財務・開発大臣を務めていましたが、現政権でも首相としてだけではなく続けて同ポストを兼ねるとのことです。各大臣はほぼ前政権のままで変化はありませんが、前首相のべアタ・シドウォ氏は副首相に就任しました。

マテウシュ・モラヴィエツキ氏はヴロツワフ生まれの49歳。ヴロツワフ大学歴史学部卒業後、ヴロツワフ工科大を経てヴロツワフ経済アカデミーでMBAを取得。ドイツやスイス・アメリカで留学経験があり、2007年から2015年までWBK銀行の頭取を務め、その後シドウォ内閣入閣となりました。