ワルシャワのシンボル・人魚

 
ワルシャワはあちこちに街のシンボルであるマーメイド(Syrena)の装飾が施されています。とてもかわいいシンボルなので, この人魚はワルシャワ市民にとても愛されています。お土産屋さんにも人魚のモチーフを扱ったものがたくさん置かれています。

ではワルシャワのシンボルはなぜ人魚なのでしょう?伝説によると、昔むかしワルスとサワという漁師の夫婦がヴィスワ川で漁をしていると、偶然にも人魚が網にかかりました。夫婦はこの人魚がとても美しかったので自宅に連れて帰りましたが、人魚がヴィスワ川に帰りたいとあまりにも懇願するので、夫婦は人魚をヴィスワ川にかえしてあげました。するとその日から大量に魚が捕れるようになり、ワルスとサワの捕まえた魚を買い求めにくる人々がごった返し、町も大盛況。ワルシャワの町が発展したのはこの人魚のお陰というわけなのです。

ちなみにワルシャワと言う名前は、この夫婦の名前であるワルス(Wars)とサワ(Sawa)を足したものからきていると言われています。

 

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