ポーランドで育児をする人にとって、お子さんの教育問題はとても大切なもの。ポーランドではどのような学校に通えるのでしょうか?
ポーランドの日本人学校についてはポーランドの日本人学校をご参照下さい。
ポーランドの公立学校への入学・編入
外国人(両親のどちらもポーランド籍でない場合)として公立学校に入学・編入するのは大変困難といわざるをえません。在留邦人ではあまり例がありませんが、この場合、学校側が受け入れるかどうかを判断します。これは私立や半公立半私立学校も同様です。数少ない例では、半公立半私立学校に通っている日本人児童がいますが、通常の公立学校では入学を受け入れられず、地区外の半公立半私立学校に偶然生徒の空きがあったので幸運にも入学できたとのことです。
従って公立学校に入学・編入を希望する場合は、地元の学校に直接問い合わせるしかありません。
入学時に必要とされる書類も、上記の例では何も必要なかったようですが、学校によっては様々な書類の提出を求められることは充分考えられます。
(前例がないため具体性に欠けますが、法的に調べた方がよいのでしょうか?ただし、ポーランド語ができない以上、公立の小学校等に入学・編入させるのは無理があると思いますが。)
アメリカン・スクール:
The American School of Warsaw
Bielawa,ul.Warszawska 202 05-520 Konstancin-Jeziorna
http://www.aswarsaw.org/index.aspx
Tel 48-22-702-8500
4歳から18歳までが対象になります。
入学時必要とされる書類
・健康診断書(予防注射証明書含む)。1年以内にツベルクリン反応検査またはBCGを接種すること。日本から持参する診断書では内容が不足する場合が多いので、ポーランドにて健康診断をうけたほうがよい。
・前の学校の成績証明書(課外活動、生徒会活動、学校での生活活動を含む)。
日本から以上の内容の証明書(英文)があると手続きがスムーズにいく。
入学するには、スクールガイダンスカウンセラーの面接をうけることが必要。面接では単に成績だけでなく、課外活動、生徒会活動、学校での生活態度などを詳しく聞かれる。英語を話すことができない生徒は英語の授業(ESL)をうけることになる。
入学金は750USD、年間授業料は1年生から5年生が5900USD+34100PLN、6年生から8年生が7000USD+35600PLN、9年生から10年生までが7200USD+38300PLN、11年生から12年生までが7200USD+39400PLNとなります。
The British School Warsaw
ul. Bolesława Limanowskiego 15 Warszawa
e-mail:admissions@thebritishschool.pl
http://www.thebritishschool.pl/
Tel (22) 842 32 81
入学:3才から18才まで
面接と入学手続きの為の登録料:2500PLN
入学金:4000PLN
年間授業料:37850PLN – 45200PLN(3才~5才)、61650PLN – 67250PLN(1年生 – 6年生)、69350PLN – 73100PLN(7年生 – 13年生)
入学時必要とされる書類等:
◇ 前の学校の成績証明書
◇ 健康診断書
◇ パスポートのコピー
◇ 写真4枚
通信教育制度
日本国籍を有する以上、義務教育を受ける権利があります。諸所の事情でポーランドの公立学校に通学していても、通信教育を受けることが可能です。
詳細は日本人学校の欄に記した「海外子女教育振興財団」にお問い合わせください。