ブラチキ・ザスマジャネ(Buraczki zasmażane)はその名が示す通りブラキを炒めたもので、肉料理、特にコトレット・ミエロヌィの付け合わせとして欠かせないものです。
作るのに時間はかかりますが手間はほとんどかかりません。まずブラキを良く洗ってから茹でる、もしくはオーブンで焼きます。ここで注意するのは皮をむかないまま火に通すことです。オーブンを使う場合はアルミホイルでくるんでからケーキ型や耐熱容器に入れて焼くと、万が一汁が漏れても天板が汚れず後片付けが楽です。茹でる場合は大体1時間、焼く場合は1時間半ほどで中に火が通ります。
ブラキに火が通ったら少し冷まし、温かいうちに皮をむきます。この時ブラキの赤い汁が手や服につくとなかなか落ちないので、エプロンや手袋をして作業することをおすすめします。まな板も赤くなるので要注意です。
皮をむいたブラキは下ろし金で粗めにすりおろします。玉ねぎをみじん切りにし、バターもしくはサラダ油で透明になるまで炒めたら小麦粉少々を加え、泡が立つまで炒めます。そこにすりおろしたブラキを入れて炒めます。この時粗くすりおろしたりんごをブラキに加えると、甘みが増しておいしくなります。
最後に砂糖・塩・胡椒とレモン汁少々を加えて味を整えて完成です。
(写真はwiniary.plのものです)